こぶたのレース
となりの伯母さんがやってきて、人数がそろったということで、子どもたちがやりたがっていた「こぶたのレース」をスタートします。
このゲームも、何回か遊んだことがあるので、子どもたちは、
「道、みち、ミチ」
と歌いながら、ボードをつなげてコースをつくっています。
引っ込み思案な2人ですが、そろそろ慣れてきて、性格が変わってきています(笑)
子どもたち2人、わたし、伯母さんで遊んだわけですが、4人というのが、このゲームの最低必要人数だなぁと思います。
3人だとすこしさみしいですが、4人だと絡みがでてきます。
慎重派の子どもたちですが、チップの使いどころは、まだ、難しいのか、性格からか、なんか、最後の最後、ギリギリになって、
「チップ使わないの?」
と言われてから、チップを使う姿が見られました。
これも、楽しいので、2回遊びました。
ジュニア・ラビリンス
ちょっと、ステップ・アップして、考えるゲームも遊んで欲しいなぁということで、わたしがオススメしての<b>「ジュニア・ラビリンス」</b>です。
伯母さんは、隣の家に帰ってしまったので、またまた、子どもたち2人とわたしの3人に戻ってしまいました。
「ラビリンス」と「カード・ラビリンス」と「ジュニア・ラビリンス」の3種類があったのですが、今回は、対象年齢の1番小さい、「ジュニア・ラビリンス」を選びました。
「ちょっと、こーゆーの苦手かもしれへん~」
遊んだことのないタイプのゲームで、見た目難しそうということで、少し腰が引けている2人です。
わかりやすいなぁ。キミたちは。
「簡単。簡単。
自分のオバケさんの色を決めます。
タイルの上に描いてあるのは、全部、宝物です。カエルも、ネズミも、電話も、なぜか、全部、宝物です」
少し、ブーイング(笑)
わたし的にも、納得いかないのですが、まあ、オバケにとっては、宝物なんでしょう。
「円いチップを1枚めくります。
これと同じ宝物の絵が描いてあるところに、自分のオバケを動かします。
動くのは、道が続いている限り、どこまででも動くことができます」
このあたりは、実際にタイルをめくったり、コマを動かしたりしながらすると、まあまあ、簡単かな。
そして、最後の1番、難しいところを説明します。
「さて、道がつながっていなければ、宝物のところに行くことができません。
この道は、自分の番の最初に、1回だけ動かすことができます。
1つだけ、このタイルあまってるでしょう。これを矢印のところから入れます」
「わぁ」
これだけて、驚いていただけて、うれしいです(笑)
これは、「カード・ラビリンス」では、味わえないところですね。
「自分の番の1番最初に、絶対1回、こうして道を動かさないといけません。
じゃあ、やってみようか」
タイルは、5×5の25枚しかありません。だから、「ラビリンス」にくらべて、道が非常につながりやすいです。
あと、押し出されたタイルの上に「オバケ」が乗っているときの処理があるのですが、これは、そういう状況がでてきたときに説明します。
最初は、せっかく道がつながっているのに動かしてつながらなくなったりということもあったのですが、お姉ちゃんは、トライ・アンド・エラーを繰り返すうちに、タイルを動かさなくても、道がつながるかどうかが、わかるようになってきました。
妹ちゃなの方は、動かしてみなければわからないのですが、それでも、いろいろためしに動かしてみるのは、なかなか楽しいようすです。
わたしですが、まあ、動かせばつながるようなときには、
「つながるところあるぞ。さがせ、さがせ」
とアドバイスを。
「これは、つながらないかな……」
盤面をみつめるお姉ちゃん。
「うーん。あ、つながるよ」
おぉ。わたしが見逃していたすごい長いまわり道を探し出しました。
「これ、これ、けっこうおもしろい」
という声が、きけてよかったです。
結局、わたしと、お姉ちゃんが同点で、妹ちゃんが2点差ぐらいでした。
「それでも、わたし、ほんとうは、このゲームにがてやとおもう……」
謙虚なお姉ちゃんでした。