斬魔大聖デモンベイン 明日への翼
こうして旧神の誕生を持って、物語が終了するのは、なかなか美しかったです。
ラヴクラフトがつくり、ダーレスが育てたクトゥルー神話の歴史とも重なります。
アダルト度も、今までのものより、ちょっとアップしていますね。
こうして旧神の誕生を持って、物語が終了するのは、なかなか美しかったです。
ラヴクラフトがつくり、ダーレスが育てたクトゥルー神話の歴史とも重なります。
アダルト度も、今までのものより、ちょっとアップしていますね。
「デモンベイン」2巻目です。
1話では、魔導書とか、町の名前とか、ごく微量な感じだったクトゥルー神話色が、この巻では、かなり前面に出ています。
「ダンウィッチの怪」の語り直しがあったりと、なかなかに楽しめました。
ドクター・ウエストも、けっこういい味出してた。
そして、熱いスーパーロボット魂は、健在。
アルの復活をラストまで、引っ張って、3巻目、一気に完結までたたみかける様です。
えーと、魔導書が人格を持っているというお話、そして、巨大ロボットという要素にひかれて読んでみました。
エッチな要素は、皆無でした。
まぁ、ビジュアルな描写は、この手のノベルスには期待してはいけない……ゲームの原作をしらないわたしは、ずっとなぜか、ウィンフィールドの顔を主人公の顔だと誤解していました。
いや、カバーに思いっきり主人公の顔かいてあるんですけど……けど、カバーはずして読むし、男の顔なんて印象に残らない……。
けど、ストーリー的には、けっこう正当派な燃えるロボットアニメで、おもしろかったです。
でも、でも、このラストはなんだ~~!
後味、悪すぎです。
まあ、続編があるからなんだとは思うのですが……。