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T・Pぼん スペシャル版 3

完結編です。
といっても、別段変わりなく、いつもの事件が続くだけです。

これはきっと、なにかアイデアが出たときに、またかいてみたいなぁという気持ちがあったのかもしれません。

まあ、物語を読む方としては、なんらかの区切りが欲しかったなぁと思いますが。
ユミ子が整体院になったエピソードあたりが、区切りになったのにという気が少しします。

一人前になったのに、なんで2人で仕事を続けているのかとか、いろいろ疑問はありますねぇ。

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T・Pぼん スペシャル版 2

知識を得ていくことのおもしろさや、知っていることによってさらに広がっていくおもしろさは、こういうウンチクマンガからまんなんだ気がします。

コルセットの話とかは、おもしろいです。

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T・Pぼん スペシャル版 1

ちょっと、ヤング向けの藤子・F・不二雄です。
まだ、藤子 不二雄だった子どもの頃、ドラえもんよりもちょっとアダルトなお話として、すごくあこがれの気持ちをもって楽しんでいました。

今読むと、ドラえもんの1エピソードといっても、そんなに違和感はないんですけどね。
子どもの頃は、主人公が小学生ではないという違いはけっこう大きかったのだと思います。タイムマシンも、スタイリッシュだしね。

まあ、こういう評価も、実は、兄貴の影響があるのではないかと思ったりもしているのですが……。

でも、やっぱりこの「T・Pぼん」は、おもしろいです。まあ、この歴史改変は大丈夫かというツッコミどころはけっこうあるのですが。

この時代、いろんなことをマンガから学んでいるよなぁとあらためて思いました。