×××HOLiC14
四月一日の正体があきらかになる14巻目。
いや、だからといってなにかわかったわけではないんですけどね。
というか、「×××HoLic」という物語全体が、「ツバサ」の物語のなかに取り込まれてしまって、不可分になっちゃっている感じがありますねぇ。
それが、「×××HoLic」という物語にとって幸福なことか不幸なことかはわからない。
いくつか、この手の百人一首の解釈本に手を出していますが、まあ、つまんない(笑)
多分、教養が足りない。
今回は、その中では読めた方です。やっぱり、ちはやたちのキャラクターが教えてくれているのが大きいと思います。
それがあることで、なんとなくあのときの気持ちと同じ感じなのかなぁと思えたり。
上手いこと作ってあるのは、百人一首の硬い解釈にこだわるのではなくて、時に、キャラクターの思いが暴走しているところで、まあ、勉強にはならなくても、多分そこがいい。
ちょっとでも、身近に感じて欲しいと思っているのが伝わる本でした。