西島大介,読書西島 大介,講談社,I Care Because You Do

I Care Because You Do

自伝的な話かと思っていたら、主人公が3人もいた。じゃあ、神様が3人いても、普通じゃないか。

ようするに、これは、おたくっぽいものに惹かれながら、おたくであることをやめた人の話。そして、そこが、作者の心を揺さぶるのだろう。

でも、今現在も、多分おたくであり続けているボクには、あんまり関係ないな。
というか、お前、自分で言ったんじゃないか?

「俺はお前らとは違う!!」

って。

あるとき、おたくが、殴られる側の人間だと気づいて、殴る方になることを選択した。
多分、前段にあるのはそういう話。
その時点で、もう、溝が出来ちゃっている。でもそれは、おまえが作った溝だろう?だから、今さらなんか言われても……。

と、これは、コッチの勝手な思いこみかもしれないけれど。

そして、神様は表だけではなくて、裏も……。