今日の早川さん4
超久しぶりの「今日の早川さん」。
と思って調べてみたら、前巻読んだのは、10年以上前でした。マジか。まあ、出版されたのも、3巻から8年ぶりぐらいの2019年でしたけれど……。
時間の流れが、加速しておりますねぇ。まるでSFです。
「今日の早川さん」と「バーナード嬢曰く。」は、本好きマンガとして、後世に残していきたい作品です。
「早川さん」も、3巻目。なんか、うれしいな。
1巻は、早川さんと岩波さん。
2巻は、早川さんと帆掛さん。
ときて、3巻目は、早川さかと国生さんにスポットがあたった感じかな。
国生さんには、秘密があるみたいです。…いや、秘密でもないのか?
いや~、安心する。
って、それじゃいけない気もしますが。
早川さん2巻目。
1巻目は、まあ、けっこう手に入れるのに苦労したのですが、2巻目はわりとすぐに手に入ったかな。
でも、マンガの棚ではなくて、サブカルの棚にありました(笑)それに、しおりつきの限定版の方はありませんでした。ちょっと残念。
本屋は、こういう本好きの本をもっとプッシュして、本好きを増やさないとダメだと思います(笑)
しかし、「今日の早川さん」だけに、早川書房しか出せなかったはずのこのブログに、ちゃんと目をつけて本にした早川書房は、偉いです。
Webサイトものぞいているので、読んだことのあるネタもありました。
しかし、「異形の群れ」のネタも入っていて、マニアとしては、ニヤリ。クトゥルーものは最近元気なので、今のうちに、「異形の群れ」も、コミックにならないかと思います。「早川さん・外伝」みたいな感じで。
しかし、「異形の群れ」をしらない人は、大丈夫なのか?最後、けっこう重要な役目を担っているし。
いやぁ、あんまり笑えるマンガじゃないよね。だって、当たり前のことばっかりじゃん(爆)
とか何とか書きながら、充分、楽しませてもらいました。
わたしは、本は小説からマンガまでなんでもOKの雑食なので、ジャンルに対する思い入れというのは、けっこう少ないのですが、それでも、身につまされる話は、けっこうあるよなぁ。
特に、友だちに本を貸す話かは……。
作者の人は、SF者なのかなと思って、サイトを見てたら、どうやら、SFとホラーが中心の雑食な人だったようです。
だから、早川さんたちは、作者の分身なんだろう、きっと。
しかし、この人たち、年もバラバラじゃないですか、どうやって、知り合ったんだろう?
あと、岩波さんは、あんなことを言っていますが、それでも、趣味が合うパートナー見つかったときは、それはすごいことになりますよ(笑)
誰も、止める者がない。
でも、多分、それはそれで、奇跡みたいなしあわせです。
こころ。
なかなか、素敵な響きです。