BLOOD+A2
実は、ハジって、謎の人だよなぁ。
本当は、1番ひどいやつなのかも……というか、性格は違うのですが、考えていることはアンシェルと一緒なのでは??
ということで、アダージョもこれで完結です。
マンガ版のBLOOD+は、これで終了かな。
実は、ハジって、謎の人だよなぁ。
本当は、1番ひどいやつなのかも……というか、性格は違うのですが、考えていることはアンシェルと一緒なのでは??
ということで、アダージョもこれで完結です。
マンガ版のBLOOD+は、これで終了かな。
「BLOOD+」の本を読んでいて、あとから、「BLOOD」というお話があったことを知って、なんか関係あるのかなぁと疑問をもっていました。
で、今回このマンガを読んだわけです。
日本刀を持った少女・小夜が、翼手と呼ばれるヴァンパイアを退治するお話。小夜は、米軍の指揮下で動いているらしい。小夜自身も、翼手であるらしい。翼手の長として、小夜と対になる少女がいる。
こういった基本ラインは同じなのですが、物語自体は、お互いに関係のないパラレルなもののようです。
「+」で、なにがプラスされたかというと、1番大きいのは、「救い」かな。
ハジの存在であったり、家族の存在であったり。
特に、ハジの存在のおかげで、「+」の小夜は孤独ではなくなっていると思います。
そして、こっちの小夜は、かなり救いがないです。
あくまで、「カイは家族」、「ハジは恋人」というスタンスで、物語は語られました。
5巻、完結編です。
まあ、永遠を一緒に生きていくというのは、そんなにわるい終わり方ではないのかも。
それ以外のものは、失い続けていくことになるけれど。
でも、あのとき、ハジが最初に出会ったのが、サヤではなくて、ディーヴァだったら、2人の立場だけが入れ替わった、まったく同じ物語になっていたような気もします。
(あれ、ハジとサヤの出会いがかかれていたのは、「BLOOD+」ではなかったかな?)
そのあたりとか考えると、結局、彼女たちをつくりだした「人間」が、1番邪悪な気がしてきます。
それでも、殺しちゃダメだというリクの真っ直ぐさが、光っていたお話でした。
いろいろな時代に不死者である「小夜」がいる。
この設定は、吸血鬼者では定番ですが、なかなか、そそる想像力を設定です。
マンガ版の「BLOOD+」よりも、けっこう本筋的な物語のように感じました。
まあ、小夜って、この頃は、長髪ではなかったのか?とか、疑問はあるんですけどねぇ。