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12月生まれの少年3

最終刊。
最後は、文学だねぇと。泣きそうになった。

この感覚は、「リバーワールド」で、マーク・トゥエインが、妖精に祝福されている場面と重なります。

何故その時、そんなことを感じたのかはわからないけれど、どうしようもなく大切に感じる瞬間というのは、確かにある。
それは、思い違いかもしれないけれど。

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12月生まれの少年2

今、この感想を書いているのは、実は5月10日です。
これが、公開になるのは、6月11日で、一カ月後なのですが、世界は、どうなっていますか?

自粛連休が終わって、緊急事態宣言が5月末までに延長され、そして、でも小学校は1年生とか6年生とかは登校しろといわれている、メチャクチャな状況です。

さて、緊急事態宣言は、解除されたのでしょうか。そして、学校は、もう始まって、生活は、いつもの通りの生活を取り戻しつつアルのかな。
多分、9月入学なんて話も、立ち消えになっている頃かなぁ。

まあでも、本当は、6月から学校がはじまっていても、その6月、7月をボーナス期間として学校にちゃんと通って、9月から新学期、新学年をしきり直しというのは、ありなんじゃないかなぁと思っています。多分、そんなことには、なってないと思いますが。
でも、そうすると、この1年は、子どもたちにとって、めちゃくちゃ詰め込まれて、差も開いて、学習や成長が、めちゃくちゃになった1年ではなくて、2カ月ボーナスがあって、例年以上にいろいろなことができた成長の1年になるのになぁと思います。

まさに、ピンチをチャンスに変えるタイミング。

そうすれば、まあ、社会全体としてのダメージは大きいかもしれないけれど、その分、子どもたちが成長して新しい社会をつくっていく1年になると思うのです。そうして、早生まれも遅生まれも、ちょっと差が縮まっていく。
「12月生まれの少年」を読んでいると、なんか、そういうことを思うのでした。

このまますすめば、格差だけが広がる1年になってしまう。
文科省は、なんというか、「言ったからぼくらの責任なしな。あとは、現場で」な感じが、大きいですよねぇ。

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12月生まれの少年1

消えたので、書き直し感想です。

まあ、子ども自身の意識では、これぐらいモノを考えているのだと思います。側から見れば、ちっとも考えなしでも。

日本だと、4月生まれの子が学校とかで優秀とされることが多いみたいです。そして、欧米だと9月。
学年がそこで変わるからですね。さて、日本でも9月から入学みたいな話が出ていたみたいですが、どうなるんでしょう。そのときには、9月1日の子が、1番遅生まれということになるんでしょうか。まあ、そこの区切りは4月のままにしておいた方が、実は差は出にくいのではないかとも思います。

小さい時の1年とか、数ヶ月の差というのは、やっぱり大きいと思います。