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魔童子 魔界行異伝

魔界行の瓜生 義龍の高校時代の物語。
まあ、もともと、すごい悪者ではないんだよな、この人。何考えているかは、わからないけれど。

しかし、衝撃の事実は、この人、生まれたときから死んでたわけではなかったんですね。もともと、そういうひとなんだと思っていましたが、異質なものから、さらに異質なものに変化させられていたようです。
この人の話だけでも、けっこうおもしろいかも。結論を出すところまで、菊地 秀行は書く気ないんだろうけれど……。

しかし、この人は、お母さんももちろん異質なんですよ。だから、本当は、お父ちゃんが1番すごいと思います。けっこう、嫁さんのこと本当に好きみたいだし。

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魔界行 淫獄編 バイオニック・ソルジャー・シリーズ3

とりあえずこれで完結。
南雲の復讐行は、終わり。謎は残ってという感じです。

若干、消化不良な気もしますが。
南雲自身は、まあ、義龍と戦う理由はあんまりないような気がするからなぁ。

菊地ヒーローって、職業的に戦っているか、向こうからやってくる火の粉を払うパターンが多いので、このヒーローは、けっこうめずらしいパターンなのかも。

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魔界行 殺戮編 バイオニック・ソルジャー・シリーズ2

2人目のバイオニック・ソルジャーが登場します。
しかし、その造形が……。なんというか、ユーモラスです。普通、同じタイプが出てくることが多いと思うのですが、どうでしょう?

菊地 秀行を読んでいてよく感じるのは、こういうユーモアですねぇ。怖いことを書いているときでも、過剰すぎておかしくなってしまう。そして、そのおかしさは、どこか、菊地 秀行自身がコントロールしているんじゃないかと思ってしまいます。

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魔界行 復讐編 バイオニック・ソルジャー・シリーズ1

たまたま、魔界の者たちと手を組んだヤクザが、楽しみのために殺した親子が、なんということでしょう、引退を決めていたバイオニック・ソルジャーの男の妻と子どもだったという……。

これ、すごい偶然ですねぇ。

ということで、菊地 秀行のアダルト物の第1弾だそうです。

でも、このあたりの偶然とかは、いい意味で、この物語のぶっ飛んだところだと思います。それから、最初のアダルト物ということで、けっこう、かっこいい方の菊地 秀行の雰囲気があります。

まあ、わたしは、「妖獣都市」のやり過ぎて、「アホか?」という雰囲気も、嫌いではないですが。リリカル菊地 秀行も好きなのです。

まあ、今頃これを読んでいて、「好き」もなにもないという説もありますね。