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デルフィニア戦記 第1部 放浪の戦士2

「風の大陸」でも感じたのですが、主人公側は、あくまで格好良く(まあ、この小説はおっさんも多いのですが)、敵側は、あくまでも愚かです。
そのあたりは、わかりやすい面白さでもあるのですが……。

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デルフィニア戦記 第1部 放浪の戦士1

あぁ、これもいいですね。
茅田 砂胡は、児童文学の人ではなくて、ライト・ノベルの人なのだそうです。でも、そんなに差って、ないと思います。

近いなと思ったのは、竹河 聖の「風の大陸」かな。自分のイメージのなかでは、ティーエのいない風の大陸という感じがずっとしていました。
まあ、リィが、ティーエの役も、ラクシの役も、軍師の役もしている感じですね。

でも、こっちの方が、無骨な感じはするかな。

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風の大陸 最終章 祈り

シリーズものは結構読んでいますが、これだけ長いお話のラストというのは、実は、あんまりお目にかかったことがないのかも。

だって、「グイン・サーガ」は、延々と続いているし、「幻魔大戦」とかは、なんか途中で終わっていますから。途中で書かれなくなって、それで「終わり?」という感じのシリーズも、けっこうあります。

そういう意味では、「風の大陸 最終章」は、めずらしくグランドフィナーレという感じで、ちょっと感動しました。

以下、ネタばれありの方向で(笑)

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風の大陸 第二十七部 地流

えーと、もうすでに第二十八部が出ていて、それで、「風の大陸」は完結なのだそうです。

今、二十七部を読み終わった感想としては、

「どうやってこれ、あと1巻でまとめるんだ???」

という感じです。

確かに、ティーエはなにかをつかんだようなのですが、しかし、部族の対立あり、国家間の対立あり、人々の思惑あり、そしてもちろん、自然災害あり……。

さて、最終的には、アトランティスは沈んじゃうんですが、このティーエの活躍した時代には、持ちこたえるんでしょうか?

「銀の時代」とかは、こっちの「風の大陸」の前の時代のはなしなので、これから先は、書かれていないのかな。

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風の大陸 第二十六部 聖都

最高のヘルルダル。
つまり、ソグムド教徒にしても、真面目に世界を救いたいとは考えているということですねぇ。
その方法に問題ありですが。それでも、それが最良の方法であろうと信じてはいるようです。

そして、この様子だと、ヒゲの活躍はこの後なさそうだぞ。