デルフィニア戦記 第1部 放浪の戦士2
「風の大陸」でも感じたのですが、主人公側は、あくまで格好良く(まあ、この小説はおっさんも多いのですが)、敵側は、あくまでも愚かです。
そのあたりは、わかりやすい面白さでもあるのですが……。
「風の大陸」でも感じたのですが、主人公側は、あくまで格好良く(まあ、この小説はおっさんも多いのですが)、敵側は、あくまでも愚かです。
そのあたりは、わかりやすい面白さでもあるのですが……。
あぁ、これもいいですね。
茅田 砂胡は、児童文学の人ではなくて、ライト・ノベルの人なのだそうです。でも、そんなに差って、ないと思います。
近いなと思ったのは、竹河 聖の「風の大陸」かな。自分のイメージのなかでは、ティーエのいない風の大陸という感じがずっとしていました。
まあ、リィが、ティーエの役も、ラクシの役も、軍師の役もしている感じですね。
でも、こっちの方が、無骨な感じはするかな。
えーと、もうすでに第二十八部が出ていて、それで、「風の大陸」は完結なのだそうです。
今、二十七部を読み終わった感想としては、
「どうやってこれ、あと1巻でまとめるんだ???」
という感じです。
確かに、ティーエはなにかをつかんだようなのですが、しかし、部族の対立あり、国家間の対立あり、人々の思惑あり、そしてもちろん、自然災害あり……。
さて、最終的には、アトランティスは沈んじゃうんですが、このティーエの活躍した時代には、持ちこたえるんでしょうか?
「銀の時代」とかは、こっちの「風の大陸」の前の時代のはなしなので、これから先は、書かれていないのかな。