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CRAZY FOR YOU 1

「君に届け」の椎名 軽穂。
「君に届け」よりも、前の作品ということになるのかな。なんか、「君に届け」の次のマンガは、このマンガの登場人物が出てくるらしいということで、先にこっちを読んでいます。

男クズで、めっちゃ、都合のいい女という感想が。
いや、それでも、「ドメスティックな彼女」とかと比べると、男の子にも、女の子にも、切実感はあるんだけれど。

でも、女の子は多分、これで学習して同じこと言っちゃ絶対ダメって思います。昔、「だめんず・うぉ~か~」ってあったけど、多分、マネしたらだめんず・めーかーになるよこのマンガ。
えーと、この人、この先も改める気ないですよね。女の子が勝手に寄ってきて、すぐ忘れちゃうだけですから。多分、改められない魂の部分で、そういう人ですよねぇ。

不幸になる未来しか見えないのだけれど、なんとなくその時だけしあわせそうなハリウッドエンディングになるのかな。

あと、都合のいい女なら、都合がいいんだから評価上がりそうなものなんだれども、なぜかわたしがそういう子に辛辣になるのは、多分、クズには都合良くなっても決して自分にとって都合が良くはなってくれないだろうなと知っているからだと思います。
まあ、わたしもクズっちゃあ、クズ(笑)

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るろうに剣心12 明治剣客浪漫譚

剣心が腑抜ける12巻目。
まあでも、1番それが辛いわなぁと思ったり、それが1番ダメージだということは、縁の恨みももっともだなぁとも思ったり。

まあでも、実は物語的には剣心には、薫の生死に関わらず復活して欲しかったところではある。
そんなことできるかといえば、まあ、難しいんだけれども。

町山智浩,読書エッセイ,トラウマ映画館,映画,町山 智浩,集英社,集英社文庫

トラウマ映画館

映画に関する個人的な思いでみたいな感じがおもしろいです。
なにかを吸収していく時期というのは、名作とか、駄作とか、そういうこと関係なしに、なんでも取り入れる時期なんだなぁ思いました。

もしここで、「これは評価が高い」とか、「これは世間的に駄作」とか、そういうフィルターがかかっていたら、多分、今の作者はないのかも。

だから、今までのエッセイ以上に、作者の生の声がはいっている感じがしました。

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るろうに剣心11 明治剣客浪漫譚

このパートは、和月さんは意識して、群像劇をかこうとしていたのですね。
まあ、そう思って読むとおもしろい。
剣心のバトルマンガだと思って読むと、イマイチなんですよねぇ。

で、映画のこのパートは、剣心のバトルものになっていて。そこがわかりやすいんだけれども、ちょっと不満でもあった。

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そうだったのか!日本現代史

現代史。連立政権が出来るまでぐらい。
政府のやることは変わらず、敵対組織に分断を起こして力を弱める。今と同じ。そして、まんまと分裂していくという。
もしかしたら、民主主義というのは、人間には高度すぎるのではないかという絶望感して湧いてこない。

こうなると、天才に独裁して欲しいなぁという欲求が強くなるのだが、もちろん、ぼくたちは天才を見分けることなんてできないという……。