遙かなる時空の中で16
次巻で終了だそうです。
ということは、記憶が戻って、絆が回復したら解決という感じでしょうか。
京を救って、誰ともひっつかない感じのエンディングかなぁ。こっから急展開して、誰かとひっつくということはなさそうですねぇ。
フラグが立ってるとしたら、アクラムぐらいかなぁ。
ドロドロな展開ながらも、ちょっとコメディ入っていた最近の「遙か」ですが、この最後の大切なものをなくすというお話は、かなりシリアスになっていきそうな風向きです。
本来の「遙か」が持っている設定とか、物語の方向性としては、こっちなのかも。
八葉よりもかくのがむずかしいのは、多分、アクラムですねぇ。
ゲームのなかでも、それほど、くわしく語られているようでもありませんし。
多分、見る人によって、いろんな解釈の仕方があるキャラクターなのだと思います。その幅を残したまま、明確な物語に落とし込んでいくというのは、なかなか、難しいと思います。
かきこんで明確なキャラクターにしていくことはできるのですが、それ以上に大切なのは、どこまでかかないかを決めることだと思います。
さて、もう1度、今度は本当の絆を結んでいく物語になるはずです。
まだ、目を離せないです。
四方のお札あつめのラストです。
そして、今回は、頼久編という感じかな。
夢をみないので、夢のおつけが伝わらない……というのは、ちょっと、びっくりしたというか、すごいギャグだと思いました。
しかし、見たくないと思ったからといって、見なくなるわけでもないだろうに……。
「その絆が八葉をそうしむけている」
というのは、この手の話をしていくなかでは、避けられない(というか、あえてふれてはいけない)話題ですねぇ。
でも、やっぱり、どこか作為的なものは……。いや、ゲームだし……。
ゲームといえば、「アンジェリーク」が新装版で出ていますねぇ。
「アンジェリーク」にしろ、「遙かなる時空の中で」にしろ、マンガ版は、すごく大切に、ゆっくりと作られて、「2」のマンガは、「3」のマンガは……という不満はあるのですが、ものすごく、物語としては、恵まれていると思います。
この調子で、ゆっくり、話がすすんでいくといいですねぇ。