漱石先生の事件簿 猫の巻
なんとも、不思議な小説です。
現実の漱石でもあり、「吾輩は猫である」の苦沙弥先生でもある感じです。
「吾輩は猫である」の行間には、こんな謎が潜んでいるのだよ。いや、そんなことはないとは思うけれど……。
まあでも、面白いし、
柳 広司の作品、角川文庫で出版順に読んでいるけれど、どんどん軽くなって読みやすくなっている感じです。
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10年ぐらい前の本ですが、子どもを取り巻く状況は、この時以上に、どんどん悪くなっているなぁと。
なんか、政治的なものに振り回され続けている感じがものすごくします。
「小さく通して大きく育てる」
と、
「相手を分断させて、主張を通す」
が、本当に政治であるのか、自分たちが分断させられているのではないかということは、これからも、とても重要になっていく。
でも、今の状況って、分断するのにもってこいという気もします。
政府が世論誘導の研究を進めるという話も聞きます。
自分自身を含めて誘導されないということが本当に可能なのかというところは、けっこうわたしは悲観的だったりします。