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四つの署名 新訳シャーロック・ホームズ全集

ハドスンさんが、トレイの上に依頼人の名刺をのせて運んでくる。

憂いを秘めた依頼人。

ホームズとワトスン2人のやりとり。

ロマンス。

読んでいて、シャーロック・ホームズの好きな要素が、全部この「四つの署名」に入っていることが判明しました。

昔は、確か「バスカヴィル家の犬」が、最高に面白いと思っていたんです。
短編は、あんまり好きでなかったので。
でも、多分、この本があったから、後に続くシャーロック・ホームズのシリーズを読む気になったんだろうなぁと思います。
「緋色の研究」は、わけわかってなかったですしね。

ラストシーンが大好きでした。宝探しの1番最後のところ、ワトスンの告白のところですね。
今読んでみると、そのシーンで終わったと思っていましたが、「解決編」がちょっとついていましたが。
今回、その印象が、初めて読んだ小学生高学年から中学生ぐらいのときと変わってなかったのが、けっこううれしかったです。

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緋色の研究 新訳シャーロック・ホームズ全集

シャーロック・ホームズの第1作目です。

実は、シャーロック・ホームズのシリーズは、兄貴の影響で小学校高学年ぐらいから中学生ぐらいの年齢のときに新潮文庫で一通り読んでます。その後、高校か大学時代に、もう1回読み直しているような気もするのですが……。読んでないかな?
たしか、新潮文庫のシャーロック・ホームズのシリーズしか、文庫本ですべてのシャーロック・ホームズ物が読めるのがなかったのではないかと思います。あやふやな記憶ですが、特に、「シャーロック・ホームズの事件簿」とか「最後の挨拶」なんかは、あんまり他の文庫には入っていなかったようです。
あと、新潮文庫のシャーロック・ホームズは、訳がいいと有名だったようです。

最近、アガサ・クリスティーや、江戸川 乱歩を読むようになって、こういう古典的な推理小説はいいよなぁと思って、シャーロック・ホームズも再読しようと思っていました。
ちょうど、光文社で新訳が出たということで、新潮文庫版は読んだことあるので、こっちの方を読んでみようということで、読み始めました。
現在、6巻まで出ていて全9巻。人気のあるのから出しているので、あと3巻ちゃんと出るのかどうかは、若干、心配していますが(笑)

さて、1回読んだことのあるはずの「緋色の研究」です。
2部構成の物語で、第1部でシャーロック・ホームズとワトスンの出会いがかたられて、第2部で犯罪の真相が過去にさかのぼって語られます。

第1部は、けっこう覚えていました。あのいきなりのラストも。
それで、第2部で、謎解きが…というのも覚えていたのですが、第2部の内容は、まったく、まるっきり、全然覚えていませんでした。
というか、多分、これを読んだとき、ストーリー、絶対理解できていなかったと思います。

なんとなく、名探偵な雰囲気だけで読んでいたようです。

えーと、そういえば、長編でまともにストーリーが話せるのって、「バスカヴィル家の犬」だけかも。理解できているのは、それだけではないだろうか……。

いや、その分、はじめて読んだかのように楽しめました。
ホームズ好きだわ。

次は、「四つの署名」ですね。
「四つの署名」は、ラスト・シーンが、すごい好きなんです。