仮面の忍者 赤影 Remains 1
熱い赤影。
そして、なぜか青影が女っぽい。
魂龍は、多分、核のメタファーなのかなぁ。
そうすると、影一族だって、ろくな事にはきっとならない。待っているのは悲劇?
そして、「ゼノン」の続きが読みたい。
完結。
ハッピーエンドかな。
若干、急ぎ足に感じたのは、震災の影響でしょうか?
ラスト2話は、震災直後ということを考えると、そうでもないのかな?
能力者同士の抗争と、悪霊の事件、死神との戦いと、よつどもえ位の戦いが続いています。
良い感じで、おわる気がしないのですが、この人だから、救いも信じているんですが……。多分、もう出版されている次巻で完結。
どうなるんだろう?
プラズマ、どんだけ便利やねんというのはあるのですが、それでも、大が言うとなんとなく説得力があるから、いいなぁ。
そして、鋼に続いていく物語も出てきて、「赤い海」の物語としても、力業でつながった感じ。大好きです。もう、どこまでもついていきます。
そう、これが、ボクたちの本当に読みたかった「XENON」です。
ここまで、残酷にいかないといけないのかとも思うのですが……。
でも、多分、この人がこのマンガで伝えたいと思うことは、もっと残酷なことを表現した向こう側にあるのだろうなぁと思います。人間の負の欲望の奥に、何が見えてくるのか?
それでも、どんなに残酷な描写があっても、最後にたどり着くのは、多分、平井 和正と同じように、命の賛歌なのだと思う。
そう思って、読んでいます。
負けるな。