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魔獣結社1

「魔じん伝」(じんは神の下に人)が、ものすごくごった煮世界で格好良かったのを覚えています。もう、魔法のファンタジーも特撮ヒーローも、なにもかも同じ話にぶち込んだ感じのお話でした。
もう、何十年前だ??

その時の作者の名前は、来留間 慎一で、後で、それが、石川 賢の「魔獣戦線」の主人公の名前と同じだと知りました。
で、それと絵柄がそっくりな秋 恭摩という人がいるなぁと。それが、「魔獣結社」。……同一人物でしたか。
石川 賢がファン名前を主人公の名前につけたのかと思っていたのですが、どうやらそうではなくて、石川 賢のファンが、ペンネームとして来留間 慎一という名前を使ったが正解みたいです。

で、石川 賢と同じ雑誌に連載するときに、ペンネームを秋 恭摩に変更したと。もしかして、無断使用だったのかな(笑)まあ、もしそういう状況だったら、ちょっとビビるかも。

石川 賢ほどが、ハチャメチャにぶっ飛んではいないのですが、この人のいろんなものがまざりすぎているお話は、今のラノベにも通じるおもしろさがあると思います。

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デビルマン対ゲッターロボ

ゲッターロボは、今となっては、やっぱり石川 賢のものなかのなぁという気がちょっとする。

しかし、これ、大昔の東映まんがまつりかなにかのために、かかれたものかとおもっていましたが、2010年の作というのが、凄いな。
もしかすると、石川 賢への鎮魂歌としてかかれたものなのかな?

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真説魔獣戦線4

「現にここには、お前と俺がいる」
「いると錯覚しているのかもしれない」

なんか、最後に哲学的になってきました。
でも、こうやってここに収束させていくことによって、この「魔獣戦線」だけではなくて、「ゲッターロボ」シリーズや、「虚無戦記」など、過剰な暴力と進化が描かれ続けてきた石川賢作品そのものの結論が出た気がします。

というか、なんとなく「虚無戦記」に、繋がっちゃったかなという印象をうけたのですが。

で、やっぱり、テーマ自体の結論が出ても、ストーリー自体の結論は出ずに、もう、盛り上がったところでぶちギレ(笑)

いや、

「もう、まんぞくじゃ~」

という声が、聞こえてきそうな感じです。

うーむ。でも、やっぱり、広がっていくときのおもしろさが、石川マンガのすごさなので、この終わり方は、正解なのかもしれない。
なんか、ストーリーで結論を出すと、どうしても、小さくきれいにまとまった感じになってしまうと思います。

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ゲッターロボアーク3

ということで、「ゲッターロボ」の完結編(多分)、「ゲッターロボアーク」です。

そして、謎は謎のまま、また、いきなり話をふくらませて、「第1部 完」とかいってるし。

ゲッターの強さは、とどまるところを知りません。
ちなみに、「第二次スーパーロボット大戦」で、わたしが1番使ったユニットが、ゲッターロボGでした。

「シャイーーーン!スパーーーク!!」

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真説魔獣戦線3

この人のかく科学者は、正義の側(というのがあればだか)も、悪の側も、みんな等しくマッドです。