瞬きのソーニャ3
超人の孤独。
これは、吉田 秋生の「YASHA」とかでも、語られていた感じですねぇ。
子どもが産まれないというこんな感じで示されると、余計に突きつけられた感じです。このあたり、この人も、容赦ないなぁと思います。
まあ、お話がアメリカンなタイツヒーローの方にいっちゃうところも、この人らしいですけどね。
今のところ、いいバランスです。
範馬 勇次郎がおる。
とか思っていますが、印象としては、「YASHA」もかぶる。
あっちより、ファンタジーな部分もあるのだけども、直接手を汚さないといけない部分がたくさんあって(というかそれが日常で)、ちょっと可哀想です。
人間を越えてしまった子どもがそれでも人間性を失わないでいるというのは、かなり難しいと思います。
多分、脳の作り自体もわたしたちとは違うし、なにかを判断するときに考慮に入れるデータの量も桁違いなはず。
それでも、人として生きていくことはできるのか?
ある意味で、この子を教育したザルツヴァルトがプロでありながら人間性を失わないというものすごいファンタジーにな人なのかもと思います。
さて、子ども時代は終わって、自由に放たれた彼女がどう生きていくのか。
楽しみです。
ソ連の産んだ強化人間のお話。
とりあえず、ハイティーンまでは生き残るようです。
今は、プロローグな感じかな。
マンネリ化させてグダグダそれなりに面白く続けているのがこの人の魅力だと思いますが、今回は、ちょっと違う感じです。
さすが、ウンチクの人。体重重いのとか、リアルだ。