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疾風の勇人1

日本が、元気で上向きを信じていられた時代。
読みながら、でも、なんでそれを信じていられたのかは謎だなぁと。

良い政治があったから、信じられたわけでもないだろう。
多分、舵取りを誤ってれば、偉いことになったのは確かだろうし、それなりの志をもっていたことも確かだけれど。そして、多分、それと同じぐらい野望も持っていて、それはそれで、悪いことではないのではないかと思うのだが。
どうしていても、繁栄していたとはいえないとは思う。

それにしても、あの敗戦の後、なんでそれでも気力がある人が多かったのかと不思議です。
今との違いは、なんなんだろう?

それとも、今の時代も、もう何年もたてば、懐かしく「元気な時代だった」と振り返られることがあるのかなぁ。