田辺イエロウ,読書小学館,少年サンデーコミックス,田辺 イエロウ,BIRDMEN

BIRDMEN8

アーサーが死んで、鷹山がメンバーから消えて、別のフェイズに入った感じがある8巻目。
おもしろくなってきたんですが、不穏な感じも確実に増えているという。
このバランスの良さが、田辺 イエロウです。

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BIRDMEN7

なんだろう。なにかが起きているという感じがものすごい。
これを日常と同時進行に動かしているところとかは、田辺 イエロウは、巧いと思います。

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人間から、異質なものとしてどんどんはなれていく展開になっている気がします。
どこまでが人間で、どこからが違うのか。けっこう、人によっても答えが違ってくる感じがするので、難しいですね。

で、個々で日常絡めるかという場面で、絡めるの本当にうまいです。振れ幅がでかい。

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体が人間離れした能力を得ると、どんどん精神面も人間離れしていってします。

これは、ある意味「結界師」でも、語られていたテーマでもありますねぇ。
なかなか、一筋縄なヒーロー物にならないところが、おもしろいです。
まあ、「結界師」が、割とストレートな妖怪退治なヒーロー物として始まって、それが、読みやすくてウケたというところはあると思います。
こっちの方が、わたし的には好みです。

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ヒーロー物では、だんだんと忘れがちになっていく日常。
今回、いい塩梅でちゃんとかかれている。そういえば、「結界師」も、そういうバランスは良かったと思います。

烏丸と鴨田のコンビ、いいよねぇ。
あの精神攻撃、なかなかの主人公です。

本命の敵(?)とも接触。ますます、おもしろくなっていきそう。