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犬神明10 ウルフガイ19

犬神明、そして。ウルフガイ・シリーズ、完結です。「月光魔術團」は、続編じゃないんですよねぇ。
うーん、不思議な感じです。そうとしか、いいようがない。

マーが語ったことも、そんなに嘘のない真実だったんだろうなぁと思う。その絶望の深さが、今の状況を生んだ。
その罪は、でも、マーやドードー、犬神 明という個人にあるのではなくて、もしかすると結局、人類全体の罪ということになるのかも。

でも、そう定義した途端に、世界の解像度が、一気におちていく感じがあるなぁ。
なんか、いろんな矛盾を一気に飲み込んだままで、終わった感じがあります。

次は、「幻魔大戦」を完結まで読みたい……が、完結編の「幻魔大戦DEEPトルティック」は、電子書籍ででてないのか……。

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犬神明9 ウルフガイ18

ドードーと犬神明、ビーと西城の二組のグループの動きは続く。そこに、いよいよ神明とキムたちのグループも動き出して……。

さて、いよいよ最後のクライマックスに向けて、動き始めた感じですが、あと1巻でまとまるとは、とても思えないです。

大丈夫か?

もしかすると、こっちも、アダルト・ウルフガイ・シリーズみたいなおわり方をするのだろうか。

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犬神明7 ウルフガイ16

6巻で盛り上がって、7巻でハチャメチャになってきましたねぇ(笑)
ドードーが出てきてからのハチャメチャぶりは、今までの重さはどこにいったのかという感じです。
そして、あの人生きていたという。

うーん、ビーにすべてが見渡せているとしたら、いろんなことがおこっているのは、全部、彼女のせいかという気もする。

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犬神明5 ウルフガイ14

ついに、ビーとキムが出会います。
で、いいところで、次巻に続く。

うーん、たしかに、キムのロケットって、どうやって手に入れたのか怪しいのだが。キムがそういう罠だというのは、けっこう意外でした。
そして、キムの正体、思っていたのとは違うのかな。

かなり、女の子たちが強い、この頃(わたしが読んだのがこの頃)のウルフガイです。まあ、後でもっと女の子が強い「月光魔術團」っていうのが出るけどもねぇ。

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犬神明4 ウルフガイ13

いろいろな要素やグループが集まってきて、やっと1回目のドンパチが始まった感じ。
まあ、まだ決定的な対立や再会はかかれていないし、キムの一行はまだ、関わっていないようです。

まあ、平井 和正は、SFの中ではオカルト寄りということで、主人公グループのエリーが使うのは、振り子。
それを、狼人間の犬神 明が、思いっきり否定したりしているところが、おもしろいというか不思議なテイストになっています。

ポヘイが、どうやら犬神 明の一部らしい(逆かな。犬神 明がポペイというトリックスターの一部らしい)ということで、やっぱり、アダルトでない「ウルフガイ」も、天使の時代に入ったんだなぁと。
アダルト・ウルフガイの時代よりは、直線的ではないけれど、そういうことなんだろうなぁと感じさせるものがあります。

キムは、ずっと虎4の分身だと思っていたのだけれど、ここにきて、もしかして違うのかもという感じもしてきた。

さて、スッキリと完結してくれるのでしょうか。