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正岡子規 ちくま日本文学全集37

わたしの正岡 子規のイメージは、江川 達也の「日露戦争物語」の前半のノボさんのイメージです。

元気な頃のお話は、割と、そのイメージ通りかな。いや、病気になってからも、偉そうにしながら甘ったれなところなんかがかいま見えたりして、基本的には、楽しい人なんだろうなあと思いました。1

野球を楽しそうに語るところなんか、いいです。

いや、お前の説明、さっぱりわからんし!!

まあ、野球自体も、めちゃくちゃ画期的なありえないルールのスポーツなんだと思いますけどもね。

短歌、俳句の批評は、よく理解できないところもあるのですが、この人、めちゃくちゃ真面目で理屈っぽいです。
理屈で歌を詠んではいけない、感性で詠めということを、ひたすら理屈が通るように理屈で説明しようとしているみたいに感じました。

うーん、わたしは、短歌や、俳句はよくわからないのです。特に、俳句は、よくわからない。
でも、この人の俳句、そんなに感心できるものとは思えないんですけども……。

  1. まあ、書く文章とその人の実像がかさなるかというと、微妙なところがあるのですが []