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ミステリー・イブ1 松本零士 BEST SELECTIONS

「電波男」を読んでたりして、その影響もあるのでこんな感想になるのですが、松本 零士、妄想力爆発しています。
しかも、ずーーっと、一貫した方向に爆発しているもんなぁ。かっこいいです。

1970年ということで、今から40年ほど前のマンガなんですが、男の妄想というのは、それほど変わっていないというのが、良くわかります。
これは、まぁ、一部のもてない男なんですが……。

だから、松本 零士を読むと、

「ようわかる話やんけ…」

とか、思ってしまうんでしょうね。

物語的には、石ノ森 章太郞の「セクサドール」とちょっと似ています。
謎の組織から、人類を滅ぼすためにやってきた女。でも、なぜか、組織を裏切って、そばにいてくれる。
本当に、この女は味方なのか?
でも、自分にとっては、女神のようにも感じる。

ものすごく謎な存在。そんな感じに女がかかれているマンガです。