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ごたごた絵本箱

けっこう、本好きですし、本屋にも行くのですが、絵本は、やっぱり普段、視線のなかになかなか入ってこないです。
売れる本のメインとしては、キャラクターシリーズとか、ジブリ、ディズニーだろうし、目立つところには、そういうのが中心になってきますし。

でも、びっくりするような本がときどきあるのが絵本で、なかなか侮れないのです。なかなか、巡り会うのは難しいのですが……。

ということで、今回の「ごたごた絵本箱」です。
といいつつ、これは、わたしが購入した本ではなく、ねぇさんの本棚にあったものです。しかも、なぜか2冊(笑)どんなけ読書傾向が……と思いつつ、ねぇさん、この本、読んでないやろうとか思ったりしたり。

「七歳までは夢の中」、「可愛がられるために来た」の松井るり子さんですので、子育てと絵本という感じの紹介です。
もちろん、「この本が、こどもの知育にいい」とか、そういう話は、全然なくて、自然に子どもが育つためにはどうしたらいいのかなぁという感じの話です。
なにかうまくいかない原因を、子どもに探すのではなく、一緒に待てたり、育っていけたらといいなぁという視点は、やっぱり、大切です。

ただ、自分のやり方を絶対視していないところが、すごいです。いろんな立場、それぞれの良いところ。そして、自分の選んだ方法、絵本。

この本も、やっぱり、優しい気持ちになります。なかなか、子どもと気長に接するのは、実際には難しいのですが。

この本をナビに、絵本を読もうと思います。そしてまた、子どもたちに読み聞かせられるといいなぁ。

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可愛がられるために来た 子どもと暮らせば大人が育つ

まず、題名がいいですよね。
「可愛がられるために来た」。

こんな風に、子どもをだきしめて、子ども接することが出来ればと思います。

こんな本を読んで、ちょっとでも、大人がそういう想いになれたならば、それだけでも、意味があるはずです。

正しいことではなくて、そばにいて寄り添うことが、なによりも大切なようです。
子どもに時間をかけることは、けっして自分の時間が子どもに取られることではなく、すごく喜びの大きなことだという価値観の変換が必要であるようです。

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七歳までは夢の中 親だからできる幼児期のシュタイナー教育

なかなか、優しくするのは難しいと感じます。

イジワルする子の寂しさ、不安に想像がいきながら、それでも、その子を叱ってしまうのは、本当は、その子のことを思っているのではなく、周りの目を気にしているからかもしれないとも、思います。

理想への道は遠いですね。
自分の中に、本当にそんな力があるのかと不安になることもあります。