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双亡亭壊すべし1

1巻目。
いや、巷ではもう完結とかいう話も聞いたような気がしますが……(笑)
いいのです。流行を追うタイプの人間ではないので……。そして、藤田 和日郎も時代が変わったらおもしろくなくなるタイプのマンガでもないしね。1

ということで、「双亡亭壊すべし」。
「月光条例」よりは、「うしおととら」に近い感じかな。
1巻目は、ラスボスたる双亡亭の紹介みたいな感じです。いきなり、ラスボスの紹介から入るというのもすごいし、壊すべしといって、ずっと話が続くみたいで、それも凄いぞ。

大正時代からだと、それほど昔という話でもないし、これから因縁話とかどうなっていくのか楽しみです。

  1. まあ、ただ応援は連載中にやっとけという話も確かにありますが。 []

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月光条例29

ラスト。
いや、1話目読んだときには、こんな壮大な話になるとは思わなかったです。
それどころか、1巻前でも、こんな展開になるとは思っていなかったという凄い展開。

たしかに、ついて行けなくて怒っている人もいるかもしれないのだけれど、わたした、これを大まじめにかいている藤田さんって、やっぱり素晴らしいと思います。

基本、わたしはひねくれ者だし、斜に構えたところがあると思っていますが、ストレートにいろいろにものに向き合おうとする強さは、やっぱり、凄いと思いますし、素直に脱帽します。

物語は、死なない。
このメッセージをものすごく強く伝えてくれただけでも、物語読みとして感謝したい気持ちです。

そして、いろいろ調べれば調べるほど、「マッチ売りの少女」から、メーテルリンク、宮沢 賢治へのこの流れ。
藤田 和日郎、おそるべし。

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月光条例28

島投げるって!!!!

もう、なんて雑で、なんて素敵な、なんてスケールの大きな物語なんだろうと思います。

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月光条例27

赤ずきんは、なんでああなったという感じ満載だし、やってることは、メチャクチャなんだけど、なんかものすごい勢いで感動するのです。

それは多分、作者の本気度のせいなんだと思います。

1つの物語が消えてしまっても、その心はメディアを変えて、姿を変えて蘇る。
物語は、死なない。
凄いメッセージです。

そういえば、白雪姫が何度も殺されたというのは、この物語が今の形になって残るという伏線かな?
と思って調べてみたら、本当にいろんな方法で殺されかけてますね。知らなかった。

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月光条例26

ラストバトルに向けての前哨戦という感じで盛り上がっています。

そして、月光への手助けを最後にまわすエンゲキブ。信じているから。女の子でも、藤田 和日郎のキャラクターはそうするんだよね。
うーん、少年マンガだ。