島本和彦,読書サンデーGXコミックス,サンデーGXコミックス 10YEAR’S CHRONICLE,吼えろペン,小学館,島本 和彦,新吼えろペン

吼えろペン

まぁ、あのグダグダな終わり方より、こっちの方がいいか?
でも、あのグダグダも、今となっては悪くなかったかなぁ。
当時は、なんじゃという感じでしたけどね。

その理由が、よくわかる一冊で、おもしろい。

でも、お話の滑り出しが同じなのは、少し笑いました。

最終巻、最終話だけ入れ替えたものを出してもおもしろいかもね。
その時は、カバー絵ぐらいは変えてもいいけど、あくまで「新吼えろペン11」として出して欲しいですね。「真・11」とか、「11・裏」とかではなくて。

すべての情報はオビに入れて、あくまでしらない人には、こっちが本物というスタンスでどうだ?

島本和彦,読書サンデーGXコミックス,吼えろペン,小学館,島本 和彦,新吼えろペン

新吼えろペン11

「新吼えろペン」完結です。

このラストは、予想外です。
「燃えろペン」は、かなり、モラルのある話だったのですが、「吼えろペン」は、特に「新」になってから、モラルが崩壊してきた感じです。

これが、進化するということなのか??

この最終巻にこそ、作者の解説が欲しいところでしたが……それはそれで、興ざめしてしまうという配慮でしょうか、いろんな人のそれぞれの解説が掲載されています。

まあ、そのときそのときによって、変化はしていくのかなぁ。

読者としては、「おもしろさ」とオリジナリティは、あんまり関係ないです。大切なのは、おもしろさだと思います。
そのあたりは、でも、難しいなぁ。

島本和彦,読書ゴーマニズム宣言,サンデーGXコミックス,マンガ,リアル,吼えろペン,小学館,島本 和彦,政治,新吼えろペン

新吼えろペン10

マンガがここまで政治的になったら、やっぱり、いやだなぁと思う1巻。
距離感というのは、大事です。

あぁ、ある意味、ゴーマニズム宣言とかは、それをリアルでやっているといってもいいのかな。

島本和彦,読書サンデーGXコミックス,マスコミ,吼えろペン,小学館,島本 和彦,新吼えろペン

新吼えろペン9

真実なんてどうでもよくて、欲しいのは刺激的なストーリーだけというマスコミが多い。
そして、それに踊らせれている人も、多い。

自分はどうかというのは、見直していかないと行けませんが。

島本和彦,読書からくりサーカス,サンデーGXコミックス,吼えろペン,小学館,島本 和彦,新吼えろペン

新吼えろペン8

今回、最後のふろしきのお話は、もう、素晴らしかったです。
本当に、わたしも「からくりサーカス」の最終幕がはじまったときは、思いましたもの。

「あぁ、これは、たたみきれない……」

まさか、最終幕がそれから12巻も続いて、そして、最終幕が終わってさらに15巻も続いてから、終了するなんて、思いもしませんでした。

でも、これも、熱い思いがあったからこそなんだなぁ。

ふろしきは、こんなふうに大切にたたんで欲しいものです。