新オバケのQ太郎4 藤子・F・不二雄大全集
幼児むけ、「新オバQ」。
なんで、こんなにも、藤子・F・不二雄の幼年向けのマンガが良い感じなのかを考えていたのですが、幼児用向けのお話って、少年向け以上に目的がなく、本当にいてくれるだけの存在なんですよねぇ。そのイマジナリーフレンドな感じが、好きなのかも。
子どもにとって、とても大切な存在は、きっと、大人にとっても大切なのです。
2013年です。
新年、あけましておめでとうございます。
さて、2013年の1冊目は、「新オバケのQ太郎」です。古…。
新で増えた要素は、Oちゃんですね。
わたしにとっては、物心ついた時から、Oちゃんは存在していたのですが、リアルタイムの読者にとっては、新鮮なキャラだったんだろうなと思います。
Oちゃんがでてきたことで、友だちとしてのQちゃんだけではなくて、兄として「なにかをしなければならない」という面が、ちょっとつよくなった気がします。
P子は、前からいたけれど、基本的にあの子は自分でなんでもできるこですので……。
まぁ、Oちゃんも、Qちゃんよりは優秀じゃないかという説もあるのですが、そこは、しゃべれなかったり、やっぱり常識が幼児であったりするわけです。
多分、長男にはすごく響く内容だったんじゃないでしょうか?