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赤・黒 池袋ウエストゲートパーク外伝

こうなって欲しいなと読者が思っている方向に物語が動いていく。
でも、それは、読者にストーリー展開を読まれている訳ではなくって、主導権は、あくまで作者にある感じがして、すごい好きです。

石田 衣良と伊坂 幸太郎なら、あきらかに、伊坂 幸太郎の方がうまいと思うのですが、わたしが「読みたい」と思うのは、なぜか石田 衣良なんだなぁ。

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妖山鬼

ホラーは、行き着くとこまで行ってしまうと、なんか笑えてくる。
菊地作品にも、そんなところがあって、そのあたりがB級のよさではないかと思います。

今回は、舞台が都会ではなく山。

山の妖怪。山の怪談。
なんか、普通だ。

どっちかというと、街の方がおもしろく感じました。