ナナとカオル1
ヘンタイまんが。
まあでも、全ての恋愛はヘンタイかも(笑)
これを読んでいると、なぜか、「Theかぼちゃワイン」のエルちゃんを思い出します。
いろいろ(設定的に)狡い「年上ノ彼女」のヒロインよりも、こっちの方が好きかもしれない。
完結。
大団円。
しかし、わたしは優柔不断とか、逃げるとかいうのが、どうも物語としては嫌な感じみたいです。特に、男が逃げる話には(最終的にもどってきたとしても)、厳しいようで、あんまり楽しめなかったかなぁ。
これ、浮気もしてない風にかかれていますけど、揚羽側からみたらどう見たって浮気だし、揚羽が年上だったり、1度結婚していたりという、ある意味持っている後ろめたさやコンプレックスをいいようにもてあそんでいる様にしか見えないんですよねぇ。
そんな余裕が本人にないのはわかるけれど、それでも、そういうことをあんまり認めたくない気持ちの方が先に立ちます。
まあ、本人達が良いというんだから、良いんだろうとは思うのですが。
人の弱みにつけこんでいる感がなぁ~。
ということで、3巻までは良いと思うけど、あとは蛇足かなぁ。
割とまじめですよねぇ。「ふたりエッチ」と同じく。
でも、楽しいんだけど、やっぱり、2巻でやることやり尽くした感はあるかな~。
あとは、安定しながら、すれ違ったり、やきもきしたりが続くのだと思います。
それも、悪くないけどね。
基本、この人の話は、性に合うみたいです。
読む前は、若干、絵柄に抵抗あったのですが。
今回、清水のお婆さんが、素敵すぎでした。まあ、プレッシャーかかりそうな人でもあるのですが(笑)
しかし、ここまでかいたら、あとの話って、いらないんじゃないかとも思いますが、どうなんでしょう?