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行き先は特異点 年刊日本SF傑作選

毎年、というか、巻ごとにあんまり変化が無くなってきたと感じるのは、こっちの読むスピードが上がって、1つ1つにこだわって読んでいないからかもしれないとも思います。
まあ、読みやすい方が、いいんですけどね。

今回は、写真にお話をつけたやつが好みでした。飛 浩隆「洋服」と秋永 真琴「古本屋の少女」。元の本が、ちょっと欲しいかも。これはでも、売っている本ではないのかな。

あと、上田 早夕里の「プテロス」は好み。

なんだろう、「プテロス」も、「ブロッコリー神殿」も、同じ様な話だと思うのだけど、やっぱり、何かいているかわからないぜ酉島 伝法。

久永 実木彦「七十四秒の旋律と孤独」は、ミスリードが素晴らしかった。わたしは、これで充分と思うけれど、けっこうプロの壁というのは高いですねぇ。もう一捻りですか。

大森 望,日下 三蔵,
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東京創元社
発売日 : 2017-07-28

山本弘,読書ちくま文庫,ニセ科学を10倍楽しむ本,子ども,山本 弘,筑摩書房

ニセ科学を10倍楽しむ本

子ども向けのニセ科学の啓蒙書…かな。
これを子どもと読むと、子どもの方が賢くなって、生意気とかいわれちゃうだろうなぁと。

まあ、大人でも、この手の話をするとけっこうめんどくさい人とか、つまんない人と言われがち。

いや、だから「楽しむ本」なんですね。
嘘は嘘と知った上で、そのフィクションを楽しみましょうと。
ほとんどの人間は、「物語」で世界を覚えたり、理解したりする。そして、ぼくたちは、おもしろいお話が大好きです。そして、そこに自分のパワーがかかわったりしたら、もう最高じゃないですか。
そこはもう、仕方ない。そういうふうにできている。
でも、その境目のところは、「楽しもう」ねということですよねぇ。

内容は、良く聞く話ではあるけれど、ビックリするほど浸透はしていない感じがする。だから、こういう本は必要ですよね。

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結晶銀河 年刊日本SF傑作選

前巻から、3年以上かかってしまいました。
ほぼ10年前。10年前なんて、ついこの間のことのようです。なんか、一種SF的な時間の流れの中を生きている気がします。

伴名 練「ゼロ年代の臨界点」とか、山本 弘「アリスへの決別」とか、わかりやすいのが好きです。月村 了衛「機龍警察 火宅」とかもハードボイルドで悪くない。

でも、酉島 伝法「皆勤の徒」とかは、意味も、なにがおもしろいかもさっぱりわからないのでした。いやぁ、これ、苦しかった。

大森 望,日下 三蔵,
冲方 丁,小川 一水,上田 早夕里,津原 泰水,白井 弓子,月村 了衛,瀬名 秀明,円城 塔,伴名 練,谷 甲州,山本 弘,長谷 敏司,眉村 卓,酉島 伝法
東京創元社
発売日 : 2011-07-27

安田均,山本弘,読書サーラの冒険,ソード・ワールド,ソード・ワールド・ノベル,富士見ファンタジア文庫,富士見書房,山本 弘,幸せをつかみたい!,

幸せをつかみたい! サーラの冒険5 ソード・ワールド・ノベル

えらい、悲惨な話になってきた。
これ、ハッピーエンドで終わるとばかり思っていたのですが、最後、「続く」的な終わりにしかならないような気がしてきた。

サーラは、勇者になるのか?
なるためには……。
それとも。

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ラプラスの魔 ゴーストハンター

昔、読んだ時、けっこうおもしろかった思い出があるのですが。コレじゃなかったかな?なんか、いろんなクトゥルーものの物語をゴッチャにして記憶していたみたいです。
今読むと、確かに展開派手で楽しいのだけれど、文章ガチガチで、キャラクターもステレオタイプで、

「あれ、こんな感じだったけ??」

という思いが強いです。なんでだろう。
昔は、クトゥルー神話的なアイテムやほのめかしが出てきたら、それだけで、ものすごくうれしくなってしまっていたのかも。

でも、ストーリー展開は好きです。