卑怯者の島 戦後70年特別企画
男の脳は、いろんな状況を丸ごと全部飲み込んで処理できるようにはできてない気がします。
だから、いろんな絡まった問題を全部抱えたままで、それでも前に進んで行く女が理解できないのだけれど、実は、生き方としては、そっちの方が賢いような気がします。
反戦でも、好戦でもなく。
でも、リアルに戦いをかけば、イヤだわなぁ。
なんと、今も安倍政権なわけですが……。
どんどん悪い方に動いていると思うのは、いつもの時代の気分(いつの時代でも、若者が愚かで、年寄りの頭が固いのと同じようなこと)だとも思うのですが、楽観はできないなぁという感じは続いています。
それは、小さなところでは、仕事のなかでも、起きていて、本当に大丈夫なんだろうかと思う。
大切にしていくことは、自分の持ち場を守ることだと思っているのですが、それだけで、足りるの?という気もしています。
でも、できることをコツコツと積み上げていく。
何事でも、効率の良いおいしい話は、ないことはないけど、それって長く使っていけるものにはならないと思っています。
実は、1番大事なことは、日本人がきわめて流されやすくて、長いものに巻かれて一緒になっていろいろなものを批判するのが大好きな性根を持っているこということかもしれません。
とこれも、この本に載っかって書いているので、実は天つばなんですけどねぇ。
教育が行き届いちゃうと、洗脳になって、ここから先考えてはいけないことが出てくる。でも本来、教育の役割というのは、どんなことでも疑うことで、基本、上手に生きようと思うとめんどくさいことが教育なんだと思います。
疑って、自分で調べて確かめることから、始まる。
そのめんどくさいスタートがきれるようにすることが、教育にとってとても大事。
でなければ、いらないことを考えずに仕事の修行をしている方が、よっぽどうまく生きていける。
だから、めんどくさいけど、なんだってとりあえず疑え。そして、確かめてみろ。この本を含めて。今、自分が受けている教育を含めて。
でも、世の中、真逆の情報があふれすぎているということはあるんだよなぁ。
情報よりも実体験。しかし、時間がかかりすぎる事に関しては、情報に頼るしかない。
これがあるから、人類はものすごいスピードで発達してきた。
それが、諸刃になってきているかのも。
おもしろいです。
エンターテイメントとして楽しめて、そして、役に立つというのを徹底している。
そして、この人は、どんどん前に進んでいくな~。ちょっと見ないでいると、前とは全然違うところにいる感じがする。
だから、言うことも、やることも、
「前とは違うじゃねぇか!!」
ってことも多いんだと思います。
でも、追いかけてみるとそれが全部、流れとしてつながっているのがわかって楽しい。
このあたりの、まったく逆の主張になっているのに、流れとして(物語として)正しいというのは、小林 よしのりとかにも言えると思う。