市川春子,読書アフタヌーンコミックス,宝石の国,市川 春子,講談社,贖いの聖者

宝石の国12

なんか、フォスだけが救われない感じです。
贖い主?

まわりが、しあわせそうであればあるほど。どんどん浮いていく。
知らない、考えないというのは、本当にしあわせなことなのだが、それでも、知りたいと思う気持ちも本当。

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宝石の国11

まあ、知恵の般若と鬼の般若は、まったく関係ないらしいですが。でも、そういいたくなるよねぇ。
エデンを追放されたのも、知恵の実を食べたからでした。

祈りをもとめるフォスと、壊れていて祈ることができない金剛。そして、金剛を守りたいだけの宝石たち。
そして、天界に適応し始める宝石たち。

いっぱいあったはずの「大切なもの」から、自分がつかめそうなものだけを選んでいるはずなのに、それでも、手がとどかない。

知恵がついたことで、よけいに動きにくくなっているような感じもします。

救いはあるのか?

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宝石の国10

月の宝石たちは、次第に自分自身を見失っていく。
そもそも、自分なんてあったのか?

カンゴームとエクメアは、それなりに安定している感じ。それならば、祈られて無に行く必要はあるのか?

220年たって、忘れ去られたフォス。
さて、金剛は彼をどうする?

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宝石の国9

仲間を連れて月へ。
月人には、月人の。宝石たちには宝石たちの。そして、先生には先生の事情と気持ちがある。

何をしたってだれかを傷つけずには動けない。動かないことが正解かどうかもわからない。

あの頃には、戻れない。

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宝石の国8

先生の正体があかされる8巻目。

そして、いろいろ考えるけれど、1番伝えたいシンシャには伝わらない。
つらい。

たしかに、

本当にフォスかしら

とも思うけれど、シンシャを救いたいというのは、フォスの思いだよなぁ。