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向山型社会・研究の方法 教え方のプロ・向山洋一全集44

まあ、社会が向山洋一の実践で1番有名なのかなぁ。
子どもによって、変化させていかなければならない部分はあるものの、芯になる部分はそれほど大きく変わらないような気もする。

なら、なんでそれがスタンダードな方法にならないかというところが、昔から不思議なんです。
なぜ、教科書は、こういう教え方を前提としてた書かれ方をしていないのか。

うーん、属人性が強いのも確かですが。

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幻魔大戦1

ウルフガイ・シリーズが、アダルトもヤングも読み終わったので、今度は、幻魔大戦シリーズを読み進めていこうと。

ということで、「幻魔大戦」。マンガ版の最初の「幻魔大戦」があって、「新幻魔大戦」があって、「真・幻魔大戦」を始めるにあたって、補足的にマンガのノベライズとして出てきたのが、この「幻魔大戦」ということであっているのかな。
まあさらに、石ノ森 章太郎が1人で描いているマンガ版の「幻魔大戦」というのもあって、あれもたしか、マンガ版の最初の「幻魔大戦」の続きだったような……。

普通に「幻魔大戦」というタイトルだけで、マンガ版が2つと小説版が1つあるという。そして、それらが、いろいろ関係しているという……。

最初は、この「幻魔大戦」も、マンガ版の最初の「幻魔大戦」と同じく、月が落ちてきて地球側が負けて終わる予定だったみたいすが、20巻たっても、そうはならなかったという。

中学校ぐらいのときに映画化されて、それをきっかけに読み出したんですよねぇ。これが、映画のストーリーなんてスケールが小っさすぎるとほうもないお話です。
この1巻から3巻までぐらいの超能力の派手派手展開も、めちゃくちゃ面白いです。なんていうか、この人も、まるで見てきたようにお話をかく人なんだなぁとつくづく思います。

ルナ姫の未来予知と現実が二重写しに見うるところとか、ありえないところが、ものすごくリアルに感じられます。

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炎の転校生5

弱肉学園。
なんと、このマンガにとって都合のいい学校であろうか(笑)

あと、このマンガの中で、伊吹、けっこう好きです。伊吹パパも、格好良かったよねぇ。

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知らないと損する池上彰のお金の学校

うーん。
池上彰さんの話って、けっこうアップデートが早いジャンルの話が多いので、数年前の本を読むと、ちょっと話が古くなっているかもしれません。
けっこう円高のときのお話です。今は、空前の円安ですからねぇ。

税は財源なのかどうかというのは、けっこう最近、怪しくなってきた感じもあります。
ただ、それがわかっていて「財源だよ」ということで、流れをつくっているのではないかという気もします。
まあでも、それは、操作の仕方としては巧みかもしれないけれど人をバカにした方法だと思います。

「ヒトラーは、情報操作が上手かった。そのあたりをよく研究しないと」

とか、

「インフルエンサー、SNSを利用して、(世論の)情報操作を」

みたいのと同じ発想で、上手くいくかもしれないけれど、結局、そうして操作される人間が増えることって、日本や世界にとって、本当にいいことなのという思いはあります。

この手の知識のアップデートって、思った以上に個人にとっては難しいです。

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ゆめのかよいじ

大野 安之が天才だと思うのは、なんの説明もなく、スッと幽霊が出て来て、不思議な学校があって、みんなそれをスッと受け入れている。その世界を無理なく作り出すところです。
もちろん、物語の中の人間が受け入れるのは、作者がそうしているからなんだけれども、そこに読者の違和感をもたせずに、スッと物語のなかに入らせるというのは、本当に凄い。

多分、イズミコなんかでも、そうなんですが、けっこう世界としては複雑な作りだし、その説明なんかほとんどマンが内でしてなさそうなのに、ものすごく多くの情報が、物語のなかに入っている。でも、物語の構造としては、そんなに、誰が誰だかわかんなくなるような絡まり方をしていない。

最初のこの「ゆめのかよいじ」の匂いみたいなものが、本当に好きだったなぁと思いながら、読み返したのでした。
新版は、「電脳」がなかったのが、ちょっと残念だったかな。
実は、こっちの昔の絵も好きです。