本好きの下剋上-司書になるためには手段を選んでいられません- 第五部 女神の化身8
本物のディッターが始まるトータル29巻。ランツェナーベの戦い。
なんというか、フェルディナンドが、カケラもレティーツィアに愛情をもっていないことがわかって、ドン引きしておりました。
というか、フェルディナンドとゲオルギーネは、まあ、ほぼ同じ考え方をする人間では。まあ、権力欲という意味では、正反対か。
最終量、スタート。
ヒルシュール先生は、なかなか、懐に入ったらたよりがいがあるなぁと。そして、ラストの短編のソランジュ先生も、なかなか、格好良かった。
しかし、政変があったのって、そんなに昔ではないはずなのに、失われた情報の多さにビックリします。
今回のローゼマインのダンケルフェルガーとの共同研究は、けっこう、危ない研究なのではないかと思うのですが、どうなんでしょう。
ローゼマイン、モテモテですねぇ。
エーレンフェストでも、ローゼマインを囲い込もうと動いてはいるのですが、今回のダンケルフェルガーの動きや考えを見ると、やっぱり、下位領地はおっとりしているのだなぁと感じました。
というか、上位領地の考え方って、けっこうエグい。
まあその上で、「リッターする」と笑わせるのも、忘れていないのですが。