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黄金仮面 江戸川乱歩全集7

おおっ、「黄金仮面」は、二十面相の原点のような作品ですね。
犯人の正体は、ビビりました。
でも、まさか、「人のキャラクター」を使ってと、怒られる心配はなさそうですな。

最後の最後、敵にも花をちょっとは持たすのかと思いきや、全部、明智小五郎がもっていくところも、ビックリしました。

「黄金仮面」は、子ども向けではなかったんですねぇ。
でも、ポプラ社の子ども向けシリーズに入っていた気がします。気のせいか?
と思って今、調べてみたら、「大暗室」とか、少年探偵団以外のシリーズも、入っているみたいですねぇ。
知らんかった。

この全集本ですが、唯一の欠点は、分厚いため読み終わる頃には、前の方の作品を忘れてしまっていることですな。

「江戸川蘭子」とかは、どんな話だったか、全然印象に残っていません。

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大暗室 江戸川乱歩全集10

えーと、収録されている作品は、「怪人二十面相」と「大暗室」の2作です。

どっても、なんというか、すごいマンガ的というか、エンターテイメントの王道という感じで、楽しいです。

「怪人二十面相」は、多分、子どもの頃から数えて今回で読むのは3回目ぐらいになっていると思うのですが、最初の1行のドキドキ感はすごくあります。

「大暗室」では、最初に悪のヒーローと主人公が、ライバルだと認め合って握手するときとかが、好きですね。

しかし、明智小五郎とかのキャラクターは、もともと大人向けの小説のためにつくったキャラクターなのに、それをそのまま子ども向けの作品にも持ってきて、ちゃんと違和感なく活躍させているあたりが、なんか、世界ができているという感じで好きです。