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ルードウィヒ・B 手塚治虫文庫全集

宮崎 駿が、「風立ちぬ」で堀越 二郎を借りて自伝を書いたように、これも多分、ベートーベンを借りて書いた手塚 治虫の自伝なんじゃないかなぁ。
まあ、宮崎 駿ほど、元ネタをメチャクチャにはしていませんが。

このクオリティの作品を死の直前までかいていたんだから、凄いです。

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零戦 その誕生と栄光の記録

「風立ちぬ」関連の本です。ずっと、引っかかっていて、映画見た直後に何冊か購入してのんびりと読んでいます。
これをちゃんと、堀 辰雄の「風立ちぬ」と一緒に、ジブリ「風立ちぬ」関係本としてならべる本屋……素敵です。でも、確かにあの映画見たら、こういう流れになるよねぇ(笑)
「エヴァ」がはやっていたとき、「死海文書」の本が売れたのと同じ?

零戦を作った男、堀越 二郎の書いた零戦の誕生と活躍についての本です。
どうやって、零戦が作られていったのか。オレたちは、真似だけじゃなかった。誇り高き現場からのレポート。

当然といえば当然ですが、宮崎 駿のかいた堀越 二郎とは、まったく違う二郎です。
「風立ちぬ」の堀越 二郎は、堀越 二郎ではなくて、宮崎 駿なんだろうなぁと思います。

それでも、この堀越 二郎も、「風立ちぬ」をみて嫌な気持ちになるかというと、そんなことはないと思う。
これは、堀 辰雄の「風立ちぬ」の感想でも書いたとおり。

あの映画は、なにかものを作っている人の「呪い」とか、「高揚感」とか、そういうところは、多分、本当にリアルなんだろうなぁと思います。
職人のお兄ちゃんは、純粋に感動していたしな。