図解 水の神と精霊 F-Files21
「図解 火の神と精霊」と対になっている本です。著者も同じ。
火の時と同じように、最後は、水に関係することならなんでもありというスタンスで。
でも、そうすると、海の話も、川の話も、全部ひっくるめてなので、もう、ごったにもいいところです。ちょっと苦しいだろう……。
でも、そこが、飽きなくて良かったかなぁ。
水の神様、精霊というと、女性的なイメージがあったけれど、けっこうそうでもないですね。
海とかは、男神のイメージも多かったです。確かにそうか。
神と精霊とかいいながら、まあ、火に関する伝説関係なんでもありです。人体発火とかもあつかわれています。
おもしろかったのは、火の起源ですね。
もともと、動物が火をもっていたという考え方は、けっこう広く分布しているようです。これは、人がいない森とかで山で火事が起こったりすることからくる連想ではないかと思います。
ねぇさんと論争になったのは、人間が火を自由につけるようになった方法として、摩擦が先か、ほくちの様な火打ち式の発火法が先かということですね。
わたしは、火打ち式の方が、簡単そうに思えるのですが。
まあ、どうでもいいことなんですけどね。