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今でも夢に見る

えーと、妹が、「薔薇のために」という台湾ドラマにはまってて、

「貸して」

というので、家の本棚を探したらありました。まだ読んでない(笑)「薔薇のために」が。

で、年末から年始にかけて貸していたら、

「めっちゃよかった」

と返ってきました。

「麒麟館グラフィティ」は、けっこう楽しかったという印象があるので、それならわたしも、「薔薇のために」を読もうと……でも、その前に出版されている(そしてまだ読んでなかった)この「今でも夢に見る」と「桜 moon」を読んでみようということで、手に取った1冊です。
なかなか、キッカケがないと読めなかったかも。

読むと、おもしろいのですが、なんでなんとなくさけていたのかの理由が見えてきました。
「麒麟館グラフィティ」でもそうだったのですが、吉村 明美の登場人物は、微妙に微妙に、わたしのツボからはずれているのです。

特に、気の強い人。これをかかせたら、けっこう天下一品だと思うのですが、それが、わたしのツボからずれております。
それはやっぱり、わたしの押しが弱いからか(笑)あんまり、押し強くなりたいとも思わないしなぁ……。