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アマゾネスのように

こっちは、「ガン病棟のピーターラビット」のときのような、イヤな感じは少ないです。
でも、それは、「ガン病棟のピーターラビット」の方を先に読んでいるので、中島 梓に慣れただけかも……。

まあ、生き方は、人それぞれだ。
生きたいようにというか、それぞれが、1番楽なように生きるのがいいと思います。

精一杯、ギリギリまで自分を追い詰める人にしても、わたしは、それはそれで、その人にとっては楽な生き方なんだと思います。
だって、ゆったり生きろと言われても、つらいだけでしょ?

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ガン病棟のピーターラビット

中島 梓のガン闘病日記です。

まあ、最初から、金持ちは金の力でワガママ全開、とばかしにとばしているので、共感したり、それがなにかの励みになったりは、多分しないと思います。

まあでも、しんどいので余裕がなくなるということはあるのかも。そして、それを隠さず書いているというのは、もしかして、すごいことなのかもしれません。

でも、書く物語は好きなので、長生きして欲しいなぁと思います。

人格と作品とは、まったくほとんど関係がないということが、よくわかるお話。

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狼の肖像

中島 梓の平井 和正論です。

e文庫で購入。アドエスで読みました。けっこう読めるもんだ。でも、残りのページ数がわからないのは、けっこう、ストレスでした。

平井 和正という人は、今のSFというか、ヒーローものの原型をつくったような人です。
でも、あの頃の日本のSF作家、星 新一、小松 左京、眉村 卓、光瀬 龍なんかからくらべると、明らかに異質な人でした。

わたしは、実は、幻魔大戦から、平井 和正に入ったんです。だから、平井 和正の大変化といっても、変化したあとから入ったので、イマイチよくわかってないのです。

でも、大人になって「ボヘミアンガラス・ストリート」を読んでから、ずーーーっと、この子どものままの感性をなくさない凄い人だということはわかりました。

最近、「地球樹の女神」を読み出したりしていて、本当に、あきれるぐらいに子どもだと思ったりすることもあります。それだけ、純粋なんだろうなあと思ったり。

でも、ウルフガイから読んでいって、天使に出会った人は、本当にびびったのだろうなあと思います。
その衝撃は、今回のこの中島 梓の評論でよくわかりました。

中島 梓も、若くて熱く語っています。
なにかを熱く語れる。そんな時代だったのだなぁ。

でも、今も、わたしたちは、なにかを熱く語らないといけないのだと思った。

ところで、e文庫、いろんなものの続きをちゃんと出せ!!

狼の肖像
(e文庫)
中島 梓

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マンガ青春記

栗本 薫(中島 梓)の青春記であるとともに、マンガそのものの青春期の記録。
もちろん、今でも、マンガは楽しくて、大好きだけど。キラキラしたあの時代は帰ってこない。

あぁ、これって、こんな形でかかれているけれど、「マグノリアの海賊」なんだなぁとちょっと思った。

思い出はいつも若く…。

パワフルに、好きなものにのめり込む。若干のいつもの自慢話もまじえながら1、でも、必死だった自分というのは、とてもよく理解できる。

その呪縛。それは、祝福?

  1. まあ、ちょっと鼻につくけど []