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ライオンブックス3 手塚治虫文庫全集

「百物語」は、「ファウスト」を下敷きにしているそうです。
手塚 治虫、「ファウスト」好きだな。「ネオ・ファウスト」がたしか絶筆で、「ファウスト」っていうそのものずばりの話もありました。

悪魔に導かれてでも、なにかをなしたいという思いは、ものをつくる人には強いのかも。

で、この話、この巻で1番おもしろかったです。

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ライオンブックス2 手塚治虫文庫全集

[マンションOBA]って、それだけで1冊の本になっていた気がします。
こういう人情、妖怪話は好きです。

でも、この手のお話の原型も、手塚 治虫だったんですねぇ。ちょっと、ビックリ。

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ライオンブックス1 手塚治虫文庫全集

多分、題名が「ライオン」だったので、「ジャングル大帝」みたいなお話かと思っていましたが、全然、違っていました。

けっこう、意欲的な短篇集。短編の傑作集とかで、読んだことがある話も見られました。

お話があふれる人なので、同一のキャラクターでシリーズかくよりも、こんな短編の方がむいていたのかもしれないとも思います。

長編が、おもしろくないわけではないのですが。スターシステムとも、関係しているのかも。