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火曜クラブ クリスティー文庫54

ミス・マープルの短編集です。
ただし、長編の「牧師館の殺人」の方が、どうやら、先に発表されていたようです。

長編よりも、こういう細かい話の積み重ねの方が、マープルの非凡さというか怖さは、でているかも。

けっこう、こわいおばあさんです。

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謎のクィン氏 クリスティー文庫53

短編か……。
クィン氏……聞いたことないわ……。

ということで、期待せずに読み始めて……。

何話かを読んで、「こんな、都合いいことあるわれなんやん」という感想を抱いた頃、「海から来た男」で、ガーーーンと衝撃を受けてしまいました。

やっぱり、すごいわクリスティー!!!!

以下、ネタバレありそうなので、隠します。

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おしどり探偵 クリスティー文庫52

トミー&タペンスが活躍するシリーズ第2弾です。
短編集ですが、「ビック4」と同じ感じで、大きな流れはあります。なるほど、こういう短編にヒキを増やして書いたのが「ビック4」だったわけだと理解できました。

読んでみて、わたし、やっはりこの2人、大好きです。
もう、むゃくちゃ生き生きしています!!
短編て、けっこう苦手で、連続で読めない方なのですが、この本に関してはOKみたいな感じです。

ポワロより、ミス・マープルより、この2人の活躍が読みたいです。
きっと、推理マニアには、物足りないのかなぁ……どうしても、冒険よりになってしまうから。

しかし、「おしどり探偵」という題名は、どうよ(笑)まあ、その通りといえば、その通りなんですが。
原題は、「PARTNERS IN CRIME」。直訳では、「犯罪の中のパートナー」。エキサイトで翻訳したら、「犯罪におけるパートナー」とでました。まるで、2人が犯罪者のようだ(笑)

うーん、「危険なふたり」とか、そんな感じの題も、イマイチか。

暴走してても、ふたりなら生きていける。きっとね。