マスカレイド
ちょっと、軽いのを遊ぼうということで、「マスカレイド」を。
同名のゲームがいくつかありますが、ブルーノ・フェイドゥッティの「マスカレイド」です。
12人まで遊べるゲームで、本来は、もうちょっと大人数でするのが正しいのだと思います。
でも、一応、2~12人で遊べます。
2人と3人は、特別ルールになります。
職業(?)カードが全員に、最初は表向きにくばられます。今回は、3人ゲームなので、1人2枚のカードがくばられます。そして、配られたカードをよく見て、おぼえます(爆)
えーと、わたしたちは大人で、それなりに年をくっていますので、自慢じゃないけど記憶力があやしいです。
おそらく、このメンバーで「にわとりのしっぽ」なんかした日には、一生終わらないかもしれないぐらいのレベルです。まあ、でこねぇさんがちょっとましかもしれない感じです。
そして、おもむろにカードを裏向けにすします。
まぁ、カードはたった6枚ですから、少なくとも2枚ぐらいはおぼえています。最悪、自分の前にあったのぐらいはおぼえているとしましょう。
で、最初の4ターンまで。
自分の手番がまわってきたときに、できることは、自分のカード1枚とを人のカード1枚を取り替える(ふりをする)だけです。
取り替えても、取り替えるふりだけしてもいい。でも、カードは決して見てはいけない。
自分が取り替えたかどうかはわかりますが、人が取り替えたかどうかは、わからないので、もう、どこにどのカードが配置されているのかわからなくなります。
5ターン目から、本番のゲームがスタートします。
で、自分の手番になったら、この2枚のカードのうち1枚を示して、
「このカードは、『王』です。だから、3金もらいます」
という感じで、宣言していきます。
もちろん、この時、嘘言ってもいいです。裏向きですから。
まわりの人にできることは、自分のカードを示して、
「このカードこそ『王』です」
てな感じに、対抗して宣言することです。
この「相手が嘘をついている(間違っている)」とわかっていても、自分が宣言しないとなにもできないというのが、なかなか難しいところです。
手番プレーヤーのみが宣言した場合は、カードは裏向けのまま、そのキャラクターの能力が発揮されます。
手番プレーヤーの他に宣言したプレーヤーがいた場合は、全員のカードをオープンします。そうして、間違っているプレーヤーは、裁判所に罰金を1金払わなければならなくなります。正しいカードを出したプレーヤーは、そのキャラクターの能力を発揮することができます。
そうやって、規定枚数のお金をあつめるか、誰かが破産するまで続けてます。
当然、お金を1番集めた人が勝利します。
1人目が、『王』を宣言する。2人目がパスする。
3人目は、どう考えても2人目のところに『王』のカードがあると思ったら、どうしたらいいのか?
1金すてても、1人目のプレーヤーの邪魔をしなければいけない仕事的な状況もでてくると思います。
で、多分、このゲームは、このくるしい仕事を楽しむゲームなのだと思います。
裏向きのカードの職業を宣言するというのは、「クー」に似ていると思うのですが、よく考えてプレイしていくと、その感じは「操り人形」とけっこうテイストがにていると思います。
自分の1つ前の手番で、自分のカードがオープンになった場合は、必ずそのカードをだれかのカードと交換(もしくはするふりを)しなければなりません。
だから、自分の1つ前の手番で対抗宣言して、自分のカードをオープンにすると、次の自分のターンでは、交換しかできなくなります。
あと、どうしても、自分のカードかわからなくなったときのために、もう1つできることが、自分のカードを1枚見るです。
でも、当然、見たターンは、なんにもできません。
職業は、3金もらえる『王』。2金もらえる『女王』、1番金持ちから2金取ってくる『司教』あたりが人気の職業です。
宣言間違いで裁判所に貯まったお金を取っていける『判事』、人と持ち金全部を交換する『魔女』は、一発逆転を狙うことができます。
そして、1金もらって場をかき乱す『道化師』。
さて今回は、3人ということもあり、初ゲームということもあり、記憶力がない(笑)ということもあり、そんなに仕事の押し付け合いになりませんでした。
「あっ、なんのカードだっけ?」
とか、
「敵を欺くには、まず自分から。はじめっから、自分でも入れ替えたかどうかわからない!!」
みたいな感じで、進んでいました。
目立つ『王』とかよりも、意外と地道に『道化師』で1金ずつ稼いでいくのが強かったようです。
きっと、記憶力がそれなりの人が遊べばゲームになると思います。
でこねぇさんの説によると、1人に1キャラの方が絶対に覚えやすいはずということで、また、多人数でやってみたいです。