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グログロ

ちょっと変わった子どもゲームを作るメーカー、ツォッホのゲーム、「グログロ」です。

ちょうど、自分が「プレイスペース広島」で最近、購入したゲームで、ルール訳も読んでいます。
1回、1人で試しのプレイもしていました。

で、子ども3人と大人2人で遊ぼうと箱を持ってきたのはいいのですが、ルール訳が入ってない。
ありゃりゃ。
また直輸入?((後で聞いた話によると、単なる入れ忘れだったことが判明しました))
でも、どうしても、このゲームを子どもがしたいということで、わたしのメチャクチャうろ覚えのルールと、1回このゲームを遊んだことがある子どもの説明を頼りに、遊びました。

結果、なんか、訳のわからないゲームになってしまいました。

「グログロ」というのは、イタチの一種なのだそうです。
さて、このグログロの子どもが沼ワシに捕まってしまいました。
そこで、救出作戦が始まるわけですが、このイタチの子どもたちですが、沼ワシの卵が大好物なんですねぇ。
ふ、複雑な関係だ(笑)

でも、今回は、こんなストーリーは、知らないまま遊んだわけです。

「ヘキセンレンネン」と同じ感じで、タイルを裏向けにしてならべてコースをつくります。
ただ、コースの進み方は、すごい独特です。

木のお皿に卵がいっぱい入っています。
そして、そこには、卵に竹ひごを突き刺したようなものが立っています。これこそが、沼ワシがほこる高性能・卵アラームです。

さて、グログロたちは、この木のお皿から、大好物の沼ワシの卵を盗み取らずには、いられません。
そして、卵を盗み取ることによって、タイルのコースを進んでいくことができます。

1つは、まだめくられていない次の裏向きタイルをめくることです。タイルには、卵の絵が描いてあります。それと同じ色の卵を木の皿から取らなければなりません。
もう1つは、グログロの前のもうめくられているカードと同じ色の卵を取ることです。
どちらの場合も成功すると、とった色と同じ色の卵の絵の描いてあるタイルまで移動することができます。

卵アラームが倒れちゃって、先端の卵がテーブルにつくと、沼ワシにみつかっちゃったことになります。
そうすると、じぶんのグログロを1つ後の取ろうとした卵の色のタイルまでバックさせないといけません。

このあたりのどの色をとったら、また、タイルをめくったら1番効率がいいかという判断は、けっこう子どもには、難しそうです。

ただし、卵取るのは、大人より子どもの方が、手も小さくて上手そうでした。
大人は緊張して、手がブルブルふるえていました。

終盤のルールが、ちょっとはっきりしなくて、なんか、訳がわらないうちに終わっちゃったんですね。
子どもたちが、なんか複雑なことをいうので、

「違うんとちゃう」

とか言ってたのですが、家に帰ってルールを確認すると、どうやら、子どもたちが正しかったようです。
ごめんなさい。

最後にタイルが山になっていて、その山から、グログロの子どもの絵が描いたタイルを引き当てて、そこに移動してゴールなのですが、間違ったタイルを引くとなんとそこに移動して、コースがどんどん延びていきます。
移動するには、もちろん卵を取らないといけないのですが、卵が取れなかった場合は、その色のタイルまでバックして、コースは延びません。

むむ。なんで、こんな複雑な処理に(笑)

独特の子どもゲームを出すツォッホ社のゲームだけあって、今までにやったことがないようなゲームであることは、確かです。
大人は、続けて遊ぶのは、苦しいかな。
次回は1度、正しいルールで、しっかりとやってみたいです。

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にわとりのしっぽ

「にわとりのしっぽ」は、以前、京都ドイツゲームサークルで見かけて、プレーはできなかったのですが、「よいな~」と思って見ていたゲームです。

アクア・ステップ・アップでも、「ツィッケ・ツァッケ・ヒューナーカッケ」という題名で紹介されていました。
6月のうつぼゲーム会で遊んだゲームでは、「ザップゼラップ」と同じツォッホというメーカーから出ている子どもゲームです。
ツォッホも、子ども用のゲームをいろいろと出しているメーカーです。けっこうひとひねりがきいたゲームが多くて大人でも楽しめます。

「にわとりのしっぽ」は、六角形のタイルと卵形のタイル、そして、ニワトリのコマを使って遊ぶ、すごろく形式の記憶ゲームです。

すごろく方式の記憶ゲーム?なんじゃそりゃ。

卵形のタイルは、24枚。タイルに描かれたイラストは12種類で、同じタイルが2枚ずつあります。
この卵形のタイルを絵の描いた方を表にして、円くならべます。
これが、すごろくのゲームボードになります。
このゲームボードの上を、ニワトリのコマが進んでいくことになります。このあたりは、同じくタイルをつかう「ヘキセンレンネン」とよく似ています。
でも、「ヘキセンレンネン」の場合は、タイルを一直線にならべて、スタートとゴールがありました。「にわとりのしっぽ」の場合は、円形にならべますので、スタートもゴールもありません。ひたすらグルグルとコースを周るだけになります。

スタート地点は、決まっていません。それぞれのプレーヤーのコマが、等間隔で並ぶようにタイルにコマを配置します。
ニワトリには、取り外しが出来るシッポがついています。そして、追いかけっこしていって、前のニワトリを追い抜かしたときに、このシッポを取ることができるんですねぇ。

こういうゲームだと、進むのにサイコロを使ったりします。「ザップゼラップ」では、サイコロの後に樽魔法を使うわけです(そういえば、「ザップゼラップ」も追いかけっこの要素が入ったゲームです)。
でも、「にわとりのしっぽ」は少し変わっていて、進むためには、記憶力が必要です。

円く配置した卵形のタイルの中に、12枚の六角形のタイルをこちらは裏向けに配置します。この12枚には、卵形のタイルと同じ絵が描いてあります。
ニワトリは、卵型のタイルを時計回りに周っていきます。
手番のプレーヤーは、自分のコマが乗っているタイルの次の卵型タイルに描かれている絵と同じ絵の六角形のタイルをめくらなければなりません。進む絵とめくった絵が一致していれば、つぎの卵型タイルに進むことが出来ます。そして、このあたりはもう神経衰弱なのですが、正解している限り、そのプレーヤーの手番がずっと続きます。
1つの卵型のタイルの上には、1つのニワトリのコマしか入れません。だから、人のニワトリのコマを追い越す場合は、2つ隣のタイルと同じ絵柄の六角タイルをめくらなければなりません。
この時々、1つとばしが入るというルールも、なかなかに効いています。順番を覚えていても、1つとばしが入るとわかんなくなっちゃったりするんです。
相手のニワトリのコマを追い越したら、追い越したニワトリのシッポを抜いて、自分のニワトリのおしりにさすことが出来ます。これ、前のニワトリがたくさんのシッポをもう持っていたら、一気に全部自分がとってしまうことが出来ます。だから、一発逆転も、充分に狙えます。

そして、すべてのニワトリのシッポを集めたプレーヤーが勝ちになります。

えーと、何回も繰り返しになりますが、わたしは、記憶力が悪いわけではけっしてありません。
いや、本当は悪いかもしれませんが、自分では悪いとは思っていません。
でも、場所の記憶、空間の記憶が混ざってくると、とたんにわからなくなってきます。

「どんな絵がいくつ出てきたか?」ということは覚えられても、「どんな絵がどこにあったのか?」は、ぜんぜん覚えられないんです。
もしかすると、誰でもそうかな?
でも、このゲームしている限りでは、「どんな絵がどこに」の記憶力が強いという人も確かにいますねぇ。

遊んだのは、わたしとお父さんと、4年生の子と、2年生の子でした。

むかし、このゲームを見かけただけのとき、こんなことを考えていました。

「子どもだけでやったら、終わらんのとちゃうやろか……」

今回、やってみた感想ですが、

「子どもがいなかったら、終わらんかったかも……」

まあ、記憶の問題は、子どもも大人も関係なく、どっちかというと個人的な能力の問題ではないかと思うにいたったわけですな。

なかでも、2年生の子の記憶力が抜群でした。最後の方なんて、12枚のカードの場所を全部覚えてるんじゃないかというぐらいでした。
卵形の24枚のタイルを1手番で1周したら、勝ちです。
4年生の子と、この2年生の子で、抜きつ抜かれつの大レースでした。

結果、子どもたちは、卵型タイルを2周ぐらい周っていたと思います。
お父さんは、1周ぐらいしてたかな。
りんは……5枚か、6枚分ぐらいしか進んでなかったという……。

思いっきり、子どもたちに得意がられていました。
うんでも、こういうゲームを子どもとするのも好きです。
大人と真剣勝負で、ピリピリするのは、ちょっとイヤかもしれませんが。全員のレベルが、りんなみなら、問題ないかも(それじゃ、終わらないって)。

にわとりのしっぽ

/ Zoch


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ウサギとハリネズミ

家にあるけど遊んでないゲームを遊ぼう企画ということで、名作「ウサギとハリネズミ」です。

これは、日本での昔話でいうところの「ウサギとかめ」の話なのだそうです。
日本の昔話?ん?と思って調べてみますと、どうやらこれ「イソップ物語」のようですねぇ。
もっとも、その「イソップ物語」が日本に入ってきたのは、16世紀ぐらいのようですから、もう、日本化していてもおかしくないぐらいのものなのかもしれません。
これがドイツだと、なぜか「ウサギとハリネズミ」となるようです。ドイツでは、かめよりもハリネズミの方が、よく見かけるのでしょうか?

まあドイツでは、ハリネズミの足は遅いと思われているわけですね。日本では、どうでしょう。
さて、妹に質問してみます。

「今日、『ウサギとハリネズミ』っていうゲームするんだけど、どっちが速いと思う?」

「そんなん、ハリネズミに決まってるやん」

うむ。兄ちゃんも、思いました。
これは、ドイツ、日本、両国の「動物のとらえ方と民族性」という問題を考える上で、なかなか、示唆に富むものがあるではないですか。
それぞれの民族の中に、その動物の性格をそう捉えるにあたって、基本となる物語があったのではないでしょうか。

「特に青いハリネズミは、速いよ。音速で走るらしいから」

さすが、兄妹。同じ物語の上を生きています。これはまさに、同じ血が流れているといってもいいでしょう(まぁ、兄妹ですから)。
その血の名前は、「セガ」(笑)

ハリネズミときくと、反射的に「ソニック」を思い浮かべてしまう(というか、それしか思い浮かばない)わたしたちでありました。

それはさておき。

「ウサギとハリネズミ」は、日本人にもなじみやすいんしゃないかなと感じさせるスゴロクゲームです。もちろん、そこはゲームの国ドイツ。ひと工夫もふた工夫も、あります。なによりも、移動にサイコロを使わないってところが、特徴です。
たしか、第1回のドイツゲーム大賞をとった名作です。
もっとも、わたしの持っているのは当然リメイク作品で、間には、移動にサイコロを使うバージョンとか、いろいろな種類のが出ているそうです。

ちょっと古い名作(1979年のドイツゲーム賞受賞作品です)ということで、遊んだことなのいくて遊びたいという人もけっこういて、メンバー全員、このゲームはじめてという状態でゲームが始まりました。

インストは、このゲームを知っておられる方がしてくださりました。
でも、やっぱり持っていくゲームは、ルール見ながらでもいいからインストできるようにしておくべきですねぇ。いつも、ご迷惑をおかけしてしまっています。今度から、できる限りインストできるようになって、ゲーム会に行くようにしたいと思います。

特に、ゲームに参加されない方にインストしていただくというのは、ただでさえ難しいインストの敷居を意味もなくあげてしまうようです。
一緒にプレーしておられる方がインストできたら、追加のルールとか、注意事項とかあったときに、その都度、説明することができます。
でも、最初に一気にインストしてもらって、そのあとゲーム中にその人がいないというのは、やっぱり、ベテランでも難しいようです。

今回は、「にんじんマス」の説明を、間違って理解してしまって、ゲームがちょっと複雑になってしまいました。
まあ、ゲームの楽しさを壊してしまうような間違いでもなく、

「今回は、このルールで行こう」

と、おおらかな方が多かったので、楽しくゲームをできましたので、ご安心下さい。
今回みたいな単純なゲームですらそうですから、最近の難しいゲームになってくると、よけいにそうだと思います。
やっぱり、ルール見ながらの1人遊びは必要かも。

さて、スゴロクです。
でも、サイコロでは進みません。前に進むためには、「ニンジンカード」を使います。
でも、サイコロがカードにおきかわっただけではないですよ。なんと最初プレーヤーは、全員65本分のニンジンカードをもってスタートします。

1マス進もうとすると 1本のニンジンカードが必要です。
2マス進もうとすると 3本のニンジンカードが必要です。
3マス進もうとすると 6本のニンジンカードが必要です。
4マス進もうとすると10本のニンジンカードが必要です。

要するに、一気に進もうとするマスの数が多ければ多いだけ、うなぎのぼりにニンジンカードが必要になってくるわけです。
えー、これもしかして、計算しないといけないの?と思った方。安心してください。りんは、そんな難しいゲームできません(笑)。ちゃんと、「前進に必要なニンジン数早見表」というのが、1人に1つずつ用意されています。

ちなみに、最初に持っているニンジンカードを全部(65本)使うと、10マスぐらい進めます(10本あまります)。
この時点では、ランダムな要素はまったくないわけです。
で、一気に10マスも進めば、一気にニンジンがなくなってしまいます。
また、1手番に1マスずつ進めば、ゴールまでは64マスありますので、最初のニンジンカードでギリギリゴールできます。でも、これでは、競争になりません。
そこで、このゲームは、なんとかしてニンジンを増やさなければならないわけです。

ニンジンを増やす一番基本の方法は、なんとゲームボードのマスをバックすることなのです。
そして、たくさんバックすればバックするほど、たくさんのニンジンカードがもらえます。

だから、時にはウサギのように素早く前にでたり、時にはハリネズミのように力をためたりしなければならないわけです。

ニンジンカードを使って移動しますので、ニンジンカードの範囲内においては、自分の好きなマスに移動することができます。
でも、すべてのマスでイベントがおこります。

マスには、「順位マス」、「ニンジンマス」、「レタスマス」、「ハリネズミマス」、「ウサギマス」の5種類があります。

「順位マス」には、1~6までのいろいろな数がかいてあります。これは、順位を表しています。自分の順位とマスの数字があっていたら、順位の10倍の数のニンジンをもらいます。だから、順位が後の方が、たくさんニンジンがもらえます。
でもこの順位、自分の手番の最初の順位です。だから、「3位」のマスな「3位」で止まっても、次の自分の手番がまわってくるまでに、誰かが抜かしてしまったりして順位が変わると、もらえなくなります。

「ニンジンマス」は、ニンジンの絵が描いてあります。ここも、「順位マス」と同じように入ったときは何もおこりません。そして、次の手番のときに、「移動する」か「とどまる」かを選択します。
「とどまる」ことを選択した場合、10ニンジンを受け取るか、支払うか選択することができます。
今回は、このルールを間違えていて、入った時点で10ニンジンを受け取るだけだと思っていました。だから、止まって、ニンジンの数を調整するということができなくなって、ちょっと難しくなってしまいました。

「レタスマス」は、レタスの絵が描いてあります。ここに止まると次の手番1回休みです。そのかわり、レタスを食べることができます。
プレーヤーは、ゲームスタート時に、3枚のレタスカードを持っています。そして、このカードをどこかで消費してしまわなければ、ゴールに入ることはできません。
レタスを消費できるのは、「レタスマス」と「ウサギマス」の特定イベントだけです。
だから、ゴールするには、このマスに3回は止まらなければなりません。

「ハリネズミマス」は、ハリネズミの絵が描いてあります。ここには、バックしてのみ移動して入ることができます。そしてその時、1番近い「ハリネズミマス」にしか入れません。
「ハリネズミマス」に入ったプレーヤーは、すぐにバックした数の10倍のニンジンを受け取ります。

「ウサギマス」は、ウサギのえが書いてあります。ここに入ると、すぐにイベントが発生します。イベントは、順位を調べてダイスを振ります。そして、「イベント早見表」を見て、決定します。
順位が速いとマイナスのイベントがおこることが、順位が遅いとプラスのイベントがおこることが多くなっています。

あと、「ヘキセンレンネン」と同じように、1つのマスには、1人のプレーヤーのコマしか入れません。
だから、必ずそこを避けて移動する必要があります。

さて、今回の作戦は?
順番があとの方だったこともあって、後でグズグズ作戦です。
まあ、たまたまみんなが飛ばしてくれて、自分の番のときに「5位」の順位マスが1番後にあったからですね。
自分が1番後を走って(歩いて?)いますので、うしろから追い抜かれて順位がかわっちゃうということがないんですね。
うーむ。完璧な第1歩だ。

50本ニンジン補給。そして、二手目には、レタスをいきなりパクリ。
1回休みです。

でも、このあたらりで、1つ目の「ハリネズミ」マス。だから、前がけっこうつまってきます。

このゲームオモシロいです。けっこう考えているのは、自分のコマの進み方だけという感じが多いのですが、ダンゴになりやすい(うしろを走っているプレーヤーは、自然とニンジンが集まりやすい)ので、自分の行きたいマスに、人が止まっていたりすることが多いんです。
だから自然と、

「うわー。そこどいてーー。」

みたいな人同士の絡み合いが出てくるんですねぇ。

だから、人のいないところでニンジンをためて、一気にトップに躍り出るという作戦も、けっこう有効です。

わたしは、うしろの方で、最下位の「順位マス」と「ウサギマス」のイベント「ハリネズミマス」をいったり来たり。

「ウサギマス」で、すぐにサイコロを振っておりました。悪いイベントの確率は、「1」の目の1回休みだけ。1/6です。
なのに、その1回休みが、ゲーム中に3回ぐらい出ていた気が……。

そして、ゴール近くまで一気に飛んだのですが、今度は、ニンジンが多すぎる。

なんとこのゲーム、ニンジンが多すぎてもゴールできません。ゴールしたときに、ニンジンの数が、1位で10本以内。2位で20本以内。3位で30本以内……に整理しなければならないのです。

でも、最後の方のマスは、「順位マス」、「ニンジンマス」、「ウサギマス」と、およそニンジンが減るようなマスがないのです。
本当なら、「ニンジンマス」で「とどまって」ニンジンを整理すればいいわけですが、そのルールを間違っていたために、どこに移動しても、ニンジンが余っちゃうわけです。

そんなわたしをしり目に、後からきた人たちが、ドンドンゴールしていきます。

「ハリネズミマス」までバック。さらに「ハリネズミマス」までバック。
(↑ これが、出来るかどうかも、ゲーム中ちょっと話題になりました。今回は、これが出来ないとゴール出来なかったので、やっていますが、正式にはどうなんでしょう?)

そして、一気にゴールへ。
ということで、3位か、4位ぐらいでやっとゴールできました。

一緒に遊んでいた方が一言。

「なんか、2、3回ぐらいゴールできるほど走ってなかったか?」

ソニック、速いけど、コーナーとか弱いんです。
あくまで、ソニックと言い張るか(笑)

最後の方は、緻密な計算が必要ですねぇ。
今度は、ちゃんとしたルールでやってみたいと思いますので、また、遊んでください。

「うつぼ」にも良さそうなゲームです。

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ヘキセンレンネン

さて、お留守番組のわたしも、後半は「伝統ゲームを遊ぼう」のイベントに参加しましたそのときに考えたことなどは、別レポートであげたいと思います。

うつぼ会館に帰ってきてから、再びゲームが始まります。

遊んだゲームは、メモによりますと「ガイスター」。ガイスター??やったっけ?
さすがに、1カ月近くたっていますので、だれと遊んだかすら覚えていません。

次に、遊んだゲームは、多分、「うつぼゲーム会」では、はじめてのゲームのはずの「ヘキセンレンネン」。4色の魔女のレースゲームです。

お母さんと、子ども2人と、わたしの4人でするつもりでしたが、スタッフの1人がこのゲームをやったことないということで、わたしは、インストラクターに徹します。

ルール自体は、とっても単純で簡単なゲームです。
ただ、ちょっとセットアップに時間がかかるなど、ゲームが始まるまでに時間がかかるところがあるゲームです。
逆にいうと、ゲーム会のようにゆっくりとゲームを楽しめる時間がもてないと、なかなか遊べないゲームということです。

それぞれ、自分の色を決めます。
色を決めたら、自分のコースタイルと、魔法カードと、魔女コマを取ります。

コースタイルは、特殊な魔法タイル3枚と2~10までの数字がかかれたタイルがあります。
まずプレーヤーは、このタイルを4枚ずつの3つの山にわけます。3つの山に必ず1枚ずつ魔法タイルが入るようにしなければなりません。
そして、全員の1の山同士、2の山同士、3の山同士を裏むけて混ぜ合わせます。

裏むけて混ぜ合わせたタイルをならべていきます。これが、このゲームのコースになります。ならべ方は、1列です。ようするに、すごろくのマスですね。
1の山は序盤コース、2の山は中盤コース、3の山は終盤コースになります。この終盤コースにゴール用のタイルをつなげれば、コースは完成です。
序盤、中盤、終盤の間には、目印用に魔法の杖をおきます。

このあたりのセットアップが、ちょっとめんどうといえばめんどうです。レースが始まるまでに、これだけの手順が必要です。
でも、このコース作りから作戦が始まっていますし、ランダムでレースのコースが作られることによって、何回でも違った展開が楽しめるところがいいところです。

ゲームが始まってしまえば、かんたんなすごろくです。だから、今回、とっても小さい子も混ざって遊ぶことができました。
サイコロをコロコロとふって、出た目だけ魔女のコマを進めます。自分の魔女コマは3つありますが、3つのうちどの魔女を動かしてもOKです。

コマが止まったコースタイルが、もし裏をむいていれば、表にします。もし自分の色のタイルで数字タイルだったら、その数だけ前に進むことができます。他人の色の数字タイルの場合はその場でストップ手番終了です。
コースタイルが表向きの場合も同じく、自分の色のタイルならば前に進めて、他人の色の数字タイルの場合はその場でストップ手番終了となります。

止まったコースタイルが、自分の色の魔法タイルだった場合はラッキーです。魔法カードを出して、その魔女をさらに進めることができます。

止まったコースタイルが、他人の色の魔法タイルだった場合はアンラッキー。そのタイル色の人が魔法カードを使って、自分の魔女をバックさせるかもしれません。

さて、このゲームの派手なところは、これらの効果で移動した後のタイルも、裏むけられていれば表向けなければなりませんし、特殊効果を発揮するのです。

だから、サイコロを振って自分の数字マスに入れば、

ジャンプ

また自分の数字マス、

ジャンプ

なんて連鎖ができる可能性もあるわけです。1回のジャンプで最大10マス跳びますから、これが連鎖するとすごいことになります。

そして、バックさせられるときは、相手の出した魔法カードの指定する数だけバックします。だから、

他人の色の魔法カード

バック

また、他人の色の魔法カード

バック

なんていう、意地悪な連鎖もおこすことができます。

あと、だれかが、3つのコマをゴールさせればその時点でゲーム終了なのですが、3つコマをゴールさせた人が勝つとは限りません。
ゴール用のタイルには、点数がかいてあり、できるだけ高い点数のゴールに、できるだけたくさんのコマをゴールさせなければならないのです。

さて、実際のレースです。

今回は、ゲーム前に子どもたちにタイルのルールを説明するのが難しいということで、1回とりあえずやってもらおうということで、コースタイルをランダムに3つにわけてもらいました。
本当なら、このタイルの分け方も、けっこう作戦のうちです。最初の方に大きな数字をかためてロケットスタートを切るとか、いろいろ考えられると思います。
次回からは、その作戦も気にしていきたいです。

コースを作って、スタートです。

最初は、コースタイルが全部裏むいていますし、けっこう、自分のタイルって踏まないものです。でも、コースタイルが表むいてくると、自分のタイルの場所も見えてきて、積極的にジャンプすることができます。

序盤コースから中盤コースにかけて、スタッフの数字マスが、3連鎖ぐらいしておりました。
ここを踏んだら、一気にジャンプというポイントがありますので、コマをどんどんそこにのせて、前に進んでいました。

それに対して、子どもたち2人は、それほど速くはないけど、まあまあのスタート。

お母さんは、子どもたち2人にイジワルされた感じで、魔法カードでバックさせられておりました。

今回、このゲームやっていて、ちょっと残念に思ったのは、机です。
机の上にボードを広げてやると、どうしても小さい子は、自分のコマまで手が届かないのです。それで、大人がかわりにコマを動かしてあげることになるのですが、できたら、自分のコマは、自分で動かせてあげたいなぁ。
会場の性質上、なかなか、床でプレイするわけにはいかないのですが、ちょっと今後の課題として覚えておこう。
小学校高学年ぐらいになれば、身長も出てきて問題ないのですが、小さい子だからこそ、自分で動かせてあげたいなぁと思ったりしていました。

もちろん、それがなくても充分に楽しんでくれていたのですが。

結局、コースのなかに連鎖ができるかどうかというのは、けっこう大きな要素で、スタッフが3つともゴールさせていたと思います。
最初に、お母さんを魔法カードで叩きすぎて、スタッフを叩こうと思ったときには、カードがなかったということもあります。うーん、作戦としては、トップを叩くべきだったかも。

終盤コースは、けっこう混戦状態でした。みんなの魔法タイルがけっこうかたまっておかれたために、なかなかゴールができないという状態に。
自分の色のコースタイルのジャンプが、他人の色の魔法タイルにつながったりして、

「どうしても、ゴールできないーー」

とひめいがあがっておりました。

このゲーム、思ったよりも長い時間かかりました。

そして、このゲームが終わって、「3月うつぼゲーム会」が終了しました。

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4月のうつぼゲーム会が、終了しました。

連休の始まりの日曜日という好条件もあってか、たくさんの方が
来てくださいました。
最高時には、40人以上の人が、靱会館の一室に。
盛況です。

わたしが遊んだゲームは、

「ハムスター」
「ハムスター」
「ハムスター」
「クレージーチキン」
「ヒューゴ」
「ガイスター」
「ノイ」
「カルカソンヌ
(追加セットⅡ)」
「アンダーカバー」

などなどでした。 

わたしが、オススメしたゲームは、

「ヘキセンレンネン」
「穴掘りもぐら」

などなどでした。