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空手バカ一代1

題名を聞いたことはあったんですけどねぇ。
中学校の時の卓球部の顧問が、このマンガを好きでした。あんまり、ろくな先生ではなかったが……(遠い目)。

梶原 一騎は、本当にフィクションと現実をミックスして作っていくのがうまい。現実の方をフィクションに近づけていってるんじゃないかと思うぐらいです。
昔は、「プロレススーパースター列伝」とかも、全部、実話だとわたしも思っていました。
そして、これも実話だと思われていたようです。

後になって、マス・オーヤマが、

「実はあのときはね」

と、語ったようですが……。

でも、それでも、実はそっちの方が、マス・オーヤマの照れであったりフェイクであったりするのかもしれない。

そう思わせる「物語」の強さを持っていると思います。
「伝説とはこうであって欲しい」という姿をかいている。