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それいけ!アンパンマン

ひらがなの「あんぱんまん」からカタカナの「アンパンマン」に変わって、だんだんメジャーになってきた感じです。

でも、まだ、どこかかっこよさや強さよりも、やさしさの方が勝っている。テレビのアンパンマンとは全然違う印象です。

でも、どんなにメジャーになっても、印象がかわっても、自分の体をあたえて、人を助ける彼の心はかわっていないのだと思います。
だからこそ、いつも、子どもたちは、彼の姿に釘付けなのです。

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チリンのすず

これ、じつは、やなせ たかしのなかで1番好きです。
はじめて読んだときは、衝撃的でした。

ウエスタンって、いわれているらしい。確かに。
このラスト・シーンって、心に残ります。

やなせ たかしのやそしさと厳しさの両方がはいったお話です。

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しろい うま

このイメージの広がり方は、好きです。

この前、メロディアスライブラリーというラジオを聞いていて、やなせ・たかしさんの「やさしいライオン」をやっていました。

そこで、「やさしいライオン」の強い色をつかっているのに、やさしい色使いという話をしていて、見かえしてみたら本当にそのとおりでした。

これは、その色づかいが、物語の中、ストーリーの中まで入り込んだ感じがしていいなぁと思います。

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やさしいライオン

やなせ たかしのデビュー作かな。

これは、多分、はじめて読んだ。
あんまり、ひねったところはない、やなせさんらしい作品になっていると思います。

素朴で切ないな感じです。

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あんぱんまん

そう。
これが、わたしが、知っている1番最初の「アンパンマン」。

出会ったのは、多分、小学生時代か幼稚園時代。
ピンポンパンのシンペイちゃんのイメージとアンパンマンのイメージがかぶっているので、その時代ではないかと思うんだが……。

それから、なぜか、高校の図書室にあって、懐かしく読んだ記憶が。
その時も、「深い」と思った。

そして、その頃はまだ、アニメにはなってなかったんじゃないかと思います。
なんか、サザエさんなみに昔からある気がするけど。

そう。
かれは、マントにつぎはぎがあって、小汚い感じがした。
そして、たとえ自分が恵まれていなくても、自分のすべてを投げ出すことをためらわなかった。

「あんぱんまん」も、「あらしのよるに」も、絵本の権威からは、ものすごく嫌われた本だったそうです。
でもそれは、子どもの心のどこかに火を灯す。多分、そんな本でした。

これからも残って欲しい1冊です。