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ファウンデーションの勝利 下 新・銀河帝国興亡史3

おおっ。
後半部は、一気読みしてしまいました。
けっこうスリリングだ。

まあ、若干ロボット同士の権力闘争とか、ダニールの書き方とか、ドースはこれから浮気するのとか……。
アシモフじゃない~というのは、本当にそうなんだから、言ってはいけないのかな。

それでも、この後半の逆転劇は、けっこう読まされます。

それに、こっちの結論の方が、わたしには納得がいきます。
無名人の矜持というのも、けっこう格好良かったし。

「だか、考えてみたまえ、ダニール。イライジャ・ベイリがここにいたら、彼は危険を冒そうとするのではないかな?」

このセリフは、名言ですねぇ。

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ファウンデーションの勝利 上 新・銀河帝国興亡史3

うーん、焚書して(知識を捨てて)、瞑想に生きるか……。
そして、多分、それが、ゲイアに続いていく。

でも、アシモフならば、決して知識を抑圧する方向には、動かなかったはずだと思ってしまう。

でも、そのアシモフだったらという部分を除いてみてみると、3部作中でも、1番おもしろく完結編にふさわしい物語のような気がします。

だいたい、アシモフ自体が、ゲイアにどうしても思い入れることができなかったような気がします。
「ファウンデーションと地球」の時点では、たしか、保留になっていたのかな。