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ウィンターズ・テイル 下

上巻読み終えてから、下巻読み終えるまで5年以上かかってるやん。
というのは、いつものツッコミではあるんだが。

10年前に1回読んだときよりも、あきらかに物語を読み取る力が落ちているのがめっちゃわかってしまう。なんていうか、時間がかかっているせいもあるのですが、ストーリーは追えているはずなのだが、なんか、それが意味するところを全然読み取れなくなっている自分に気づくのは悲しいです。

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ウィンターズ・テイル 上

再読です。
前に読んだのは、2009年。10年もたっていないです。そして、おもしろかった印象が残っているからこその再読なのですが、

「えっ、こんな話だったっけ?」

大体、もしかしたら記憶というのは新しいものから腐っていってるのかもしれません

途中、映画も見た気がするのですが。登場人物なんか、もう、ピーター・レイクとベウヘァリーと、ベヴァリーのパパしか覚えてないです。そしてもしかすると、ベヴァリーのパパのイメージは映画で覚えているだけかも。
いきなり第1部で、2人ともがあんなことになって、えっ、この先なんてあったっけ?とか思いながら読みました。

今なら、何を読み返しても、何を見ても、新鮮な気持ちで読めるかも。

マジックリアリズムについては、ちょっと話を聞いたりして、昔よりは受け入れられるようになった気がします。それはただ、そういうものだと受け入れろということだと。