ハチミツとクローバー コミックス未収録話2 「君は僕のたからもの」
間宮サイド。
なんか、山田さんをつかまえた間宮が、1番幸せな人生を送れるような気がする。
まあ、もともと、山田贔屓なわたしです。……、だったはず。記憶が……。
あぁ、言われてみれば確かに。
これ、映画見た直後のモヤモヤを、ものすごく理論的に理解させてくれる。
そして、岡田 斗司夫は、ものを作る側の人間なので、当然、「風立ちぬ」は高評価になるんだなぁ。
わたしは、多分、ものを作ることよりも大事なことがあると思っていて、だからまあ、サラリーマンなんだろう。
思えば、この「風立ちぬ」は、「ハチミツとクローバー」のハグちゃんの選択と同じ選択をしているのだと思います。
その選択をする人は、人としてはどうしようもないと思う。
もちろん、自分の思うがままに生きているからといって、つらさがないわけではないのもわかる。
そして、そういうどうしようもない人でなしから、すごい作品が生まれる。
多分、人でなしだから生まれるわけではないけれど、人でなしの部分が生み出していることも多いのだろうなぁと思います。
もしかすると、「ハチワンダイバー」よりも、「月下の棋士」よりも、羽海野 チカは、残酷な部分があるんではないかと思ってしまいます。
どうしようもないところ、才能としかいえないところを、もう、「才能」と言い切ってしまう。
それは、「ハチミツとクローバー」のときにも、ちょっと感じていました。
だから、今回の将棋という題材は、この人にあっているのかも。
ハチクロのファンブックです。
多分、竹本が、放浪の旅から帰ってきたときぐらいのものなのではないかと思います。
すごい好きですが、今となっては、もう忘れているエピソードも多いです。本当に、わたしのこの頃の記憶力は……。
それでも、最近の作品だと思っていたけど、最終巻をよんだのは、もう2年も前なんですねぇ。
この人のかく、カラーの女の子の絵は好きだなぁと思います。