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交易王

そろそろ、ラストのゲーム。
実は、数ヶ月前から、「交易王」をもう1回やってみたいと思っていて、

「これ、うちにあるはず」

と必死にさがしていたのですが、全然、見つからなかったのです。

「本当にあるの?」

というでこねぇさんに、

「この辺にあった記憶がある。ねぇさんも、見ただろう??」

とか言って、棚をひっくり返していたのですが、見つかりません。

「あれ、白紙さんか、和邇乃児さんのゲームじゃないの?」

「いや、うちで遊んだし、ウチにあった。ゲームリストにも載っている」

とゲームリストを確認したら、載っていませんでした。

あるゲームをないと思い込むことは今までもありましたが、ないゲームをあると思い込むとは、珍しい……。
お騒がせしました。

ということで、日本語版が出たのを機会に、ゲームハウスで購入。
最近入手したゲームで、時間的にも手軽ということで、「交易王」です。

これ、購入したときに、でこねぇさんと2人でも遊んでいるのですが、やっぱり2人よりも、3~4人いた方が絡みがあっていいよねぇと思います。伸るか反るかなので。

プレーヤーは、貿易商になって金持ちになることを目指します。
ゲーム終了時に、1番金持ちなプレーヤーが勝ちです。

基本、カードゲームです。あとは、それぞれの商品を表すキューブを使います。
キューブは、6種類で色分けされています。それぞれ、「銅」とか、「塩」とかいろいろあるみたいですが、まぁ、「黄色」とか、「白」とか、色で呼ばれます(いきなり雰囲気台無し・笑)
プレーヤーは、6種類のキューブを1セットずつもっています。
それから、その6種類のキューブと対応する6種類の商品カードをランダムで2枚ずつ手札として配られます。

さらに、プレーヤーは、最初から船カードを2枚もっています。
この2枚の船カードは、貿易船です。はじめから、自分の前にオープンして置いておきます。この船カードの上に商品キューブを載せて、商売のために海に乗り出すのです。

場には、6枚の商品カードがオープンになっています。このカードには、商品コマと同じ色の6種類の商品の絵が描かれています。
このオープンになっているカードの枚数が、商品の値段になります。たとえば、場にオープンになっている6枚のうち3枚が白だった場合、自分の船に白いキューブを置いていたら3金貰えます。1つの船カードの上には、1つの商品キューブを置くことが出来ます。もし、2枚の船カードの両方にキューブを載せていると、6金貰えることが出来ます。
ちなみに、貿易に使ったからといって、キューブはなくなるわけではありません。本当に、貿易をしているのかどうかは、ちょっと謎です。でも、相場動かして、貿易している感じはあるゲームです。

さて、プレーヤーは、自分の手番は前半と後半にわかれています。
前半は、船にのっている商品キューブを1つ入れ替えるか、お金を使ってスペシャルカードを購入するか、パスするかのどれか1つが出来ます。スペシャルカードは、それぞれ強力な効果があるカードですが、購入にお金を使ってしまいます。このゲームで、お金は勝利点です。だから、お金を使ってでも強力なカードを購入して後から回収するか、勝利点として貯めておくかがけっこうジレンマです。
後半は、商品カードの決算か、手札の補充のどちらか1つが出来ます。

商品カードの決算は、自分の手札から同じ色のカードを好きなだけ出して場のカードの上に置いて相場を操作してから、決算してお金を手に入れることが出来ます。決算は、商品キューブの色を指定して、その商品キューブの数と場にオープンにされている同じ色の商品カードの数を掛け合わせた分のお金をもらうことができます。このお金を貰えるのは、決算をしたプレーヤーだけではなくて、決算の起こった色のキューブを船カードに載せているすべてのプレーヤーが対象になります。だから、だれかが決算しそうな色の商品キューブを載せておけば、自分の手番でなくても収入が入ってきます。

だから、前半で船の上のキューブの色を合わせて、後半に決算すれば、たくさんのお金を手に入れることが出来るのですが、多分、そんな極端なことをしていたら、他の人の手番では収入がなくなってしまうというジレンマが。

手札の補充は山札からカードを2枚引くことが出来ます。
手札の補充って、基本的に、このアクションを選ぶしかありません。決算ばかりをしていると、あっという間に手札がなくなってしまいます。手札の補充をしている間にお金を集めようとすれば、他の人がどのキューブで決算しようとしているのかをよまなければなりません。

山札が切れたら、その瞬間にゲーム終了で、お金の多い人が勝ちです。

こうやってルールをかいていると、人のトレンドをよんでカードを出していくおんなじクニツィアがデザインした「トレンディ」をちょっと思い出します。

さて、以前、でこねぇさんと2人でプレーしたときは、場のカードを置くときにすべてのカードを少しずつずらして置いていました。
そうすると、商品カードがあと何枚のこっているのかがわかって、まぁ、けっこう考えやすい感じになっていたのですが(その分ガチゲーです)、今回、ルールをよく読むと場のカードは下のカードが見えないように置くということで、正しいルールで。

うーん。まずは、目指すのはスペシャルカードの獲得かなぁ。
スペシャルカードがわざわざあるということは、これらのカードをつかわないと、多分勝てないということだろうと。
そして、使う回数が多ければ多いほど特をするのだから、出来るだけ早く購入するのが大事……という気がする。

スペシャルカードは、4種類あります。1番安いので8金「商館」。これは、毎回自動で1枚手札補充ができるカードです。
10金「船」は、もう1隻船が持てるカードです。3枚の船カードを持てば、その上に3種類までの商品キューブを載せることが出来ます。そうすると、人が決算するときにいっちょかみし易くなります。また、キューブの色をあわせれば、相場次第では爆発的な収入になります。
11金「協定」は、決算で収入を得るごとに2金ボーナスが貰えます。
12金「荷役」は、手番終了時に自分の商品キューブを1つ交換することができます。大きな決算を起こした後、他のプレーヤーの決算にのりやすい商品キューブ変更して手番をおえることが出来ます。

どれも取れれば強力。組合わせるとさらにすごいことができそうなカードです。

8金を貯められたので、すぐに「商館」を購入。
「商館」が1枚あるだけで、ものすごく楽です。後半に手札補充を選べば、手札を3枚増やすことが出来ます。手札が多いと、相場のコントロールもしやすくなります。

それぞれの商品カードの枚数は決まっています。ということは、前半、景気がよかったカードは、後半は失速していきます。
このあたり、どの商品からどの商品に乗り換えていくのかというのは、ちょっと「スモールワールド」の得点の取り方に似ているなぁ……というゲーム中に自分が書いたメモが残っているのですが……今、考えてみると似てるかな??多分、今まで景気が良かった色が急速に失速していく感じが似ていたのだと思います。

豊富な手札で、1度、場のカードを6枚全部紫にして、商品キューブを2つ重ねての決算。

12金!!

「協定」を購入。でも、これは本当は、決算に一緒にのせて貰えなくなるから、あまり良い手ではなかったかも。
まぁ、でこねぇさんが、割と自分の決算を中心に考えてのせてもらえたので、大丈夫でした。

多分、お金リードしているだろうということで、山札を積極的に引いてカードを枯らして終了。

りん43点。でこねぇさん32点。和邇乃児さん22点でした。

「夫婦(協力)プレイや!!」 by 和邇乃児さん。

ライナー・クニツィア,Reiner Knizia
ニュー ゲームズ オーダー
発売日 :

プレイ記録,ボードゲーム,ボードゲーム日記,聖地巡礼お先に失礼しま~す,ゲシェンク,テンプテーション,トレンディ,ニムト,フォレロッテ,ブラフ,ヘックメック,ヤッツィー,将棋

ここ数年、社員旅行に行くときには、遊ぶ機会があるかもしれないと、荷物にゲームを詰めていきます。
一昨年は、「6ニムト」が、メチャクチャ受けました。本当に、何回も遊ばれていた感じです。
去年は、持って行っただけで、一切、遊ばなかったのです。残念。

つらつら考えてみるに、まあ、遊んだり遊ばなかったりは、わたしの(おとなしい)性格もあるのですが、部屋割りの問題も大きいなあと思います。

1年目は、男が全員大部屋だったんですね。これは、遊びやすい。女の子たちも、男の部屋に遊びにきやすい感じです。
このときは、「6ニムト」がひたすら遊ばれておりました。大人数でもさばける「6ニムト」は、大変、すばらしいゲームだと再確認しました。
やっぱり、「牛のヤツ」と呼ばれておりました(笑)
それでも、あぶれた人数の人たちと「ゲシェンク」も遊んだのですが、こっちは、あんまりウケがよくなかったです。

2年目の時は、それぞれ部屋が個室だったのです。
個室って、よくないですねぇ。なんのための社員旅行なんだか(笑)
そのまま、寝た。

で、今年なのですが、部屋は、3人から4人。……微妙だ……。

部屋割りを決めると、わたしの部屋は、割と年寄り組に。あんまり、遊ばなそう??

ということで、食事、風呂が終わった後、若者組の部屋に、ゲームを持って遊びに。

若者組は3人部屋。わたしを入れて、4人。
風呂は行った後、することもないので(あんまり外に遊びに行くところがない)、歓迎されました。

お先に失礼しま~す

4人で簡単に、ということで、まずは、「お先に失礼しま~す!」からです。

まあ、一昨年ウケた「ニムト」からでもよかったのですが、これをメチャクチャ気に入ってくださった人が今回の旅行には来られていないので、別のゲームを。

「お先に失礼しま~す」は、4人で、パッと遊べるカードゲームです。
1ゲーム10分ぐらいで簡単に遊べて、考えどころもある優れものです。

はじめは、「出来るだけ自分の仕事を人に押しつけるゲーム」と聞いていたので、「そのテーマのは、どうよ」と思っていたのですが、これがとっても、人に説明しやすいゲームとなっていました。

6人のキャラクターと4つの仕事がかかれた、24枚のカードを使って遊ぶゲームです。
同じ絵柄のカードは、1枚もありません。

はじめは、自分の前に6枚のカードが裏向けに並んでいます。カードの裏側には、キャラクターだけがかいてあって、それぞれ1人ずつ6人のキャラクターのかかれたカードを持ちます。

自分の手番にできることは、自分の前のカードを表に向けるか、表に向いたカードを誰かに押しつけるかです。
押しつけるためには、同じキャラクターか、同じ仕事でなくてはいけません。同じ仕事、同じキャラクターなら、

「あっ、これもついでにお願いしま~す」

と、相手に押しつけることができるのです。カードは、表になっているカードにしか押しつけることが出来ません。そうすると、どんどんカードが積み上がっていきます。
積み上がったカードは、1番上のカードさえ条件に合えば、一気に押しつけることができます。

こうやって、押し付け合いをしていって、最終的にカードが動かなくなったとき、自分の前に置かれているカードのすくない人が勝ちです。

このカードですが、厚紙でしっかりした作りです。カードを持ちやすく、動かしやすいですし、勝敗の判定も、自分の前にあるカードを集めて、高さを比べるだけで一目でわかります。
このあたり、メビウス・ゲームスは、とってもしっかりと作ってくれています。

ルールは、シンプルなゲームです。
1回戦は、まあ練習でとりあえずやってみて、2回戦目から本番という感じにできるところも、ゲーム慣れしていない人や、わたしみたいに説明ぎらいな人に、とっても、優しいです。

このゲームは、運の要素はあるのですが、後半は、詰め将棋のようになってきます。そうすると、どこから読めるのかということで、けっこう、作戦が効いてくるような気がします。
シンプルだけど考えどころがあって、試してみたい作戦が思い浮かぶんですね。
だから、

「もう、1回!!」

という声が、思わず出てしまいます。

最初は、2、3回で終わって、もっと別のゲームに進む予定だったのですが、誰が勝ったかの得点までつけて、8回ぐらい連続で遊ばれました。
別のゲームに移るきっかけがない(笑)

仕事柄、わりとこういう考えるのを深く考えるのは、みんな好きですね。

女の子たちが3人きたので、これをきっかけに、別のゲームを思っても、

「いや、まずは、このゲームから始めるべきだ!」

という声もあって、交代しながら、夜が更けるまで遊ばれておりました。

フィリップ・デ・パリエール,Philippe des Pallieres
メビウスゲームズ
発売日 :

ヘックメック

さて、のべ回数で20回ぐらい「お先に失礼しま~す」が、遊ばれたでしょうか?

そろそろ次のゲーム。7人みんなで遊べるゲームということで、「ヘックメック」を遊びました。
サイコロゲーム、「フォレロッテ」、「ヤッツィー」、「ブラフ」、「テンプテーション」といろいろあるのですが、旅先に持って行き安さを考えると、「フォレロッテ」とこの「ヘックメック」が小さくてダントツです。

「フォレロッテ」は、得点などを紙に書いていかないといけないですので、そういうのがいらない「ヘックメック」の方に、今回は、軍配があがって、持って行きました。

「この虫を集めます。なぜなら、みんなは、鳥だから…」

と、ちょっとシュールな言葉から、ルール説明に入ります。

これも、一通り、説明しますが、説明を聞くよりも、やって見た方が早いゲームです。最初は、ルールを知っているものからサイコロを振っていって、

「よくわかんない!」

という人は、後ろの方の手番にして見ていてもらうと、わかりやすいです。

手番のプレーヤーは、サイコロを振ります。サイコロは、1~5の数字と、虫の絵がかいてある目があります。1~5までは、数字通りの点数、虫の絵は5点です。

サイコロを振ったら、1つ目を選んで、その目のサイコロすべてを横にのけます。この横にのけたサイコロが、点数になります。
さて、横に置いたサイコロ以外のサイコロを、また振り直します。振り直せば、また、1つの目を選んで、その目のサイコロをすべて横にのけていきます。このとき、以前にのけた目は、のけることができません。

こうして、自分の好きなだけ、サイコロを振って、横にのけていきます。そして、自分がOKだと思ったところで止めて、サイコロの合計分の虫のタイルを取ることが出来ます。ただし、虫のタイルを取るためには、虫の目のサイコロを横によけていなければなりません。

もし自分がサイコロを振ったときに、のけるサイコロがなかった場合はバーストで、手番終了となって、次の人に手番が移ります。
しかも、自分の今まで取ったタイルを、1枚返さなければなりません。

だから、出来るだけ点数をとれるように、虫の目を取るようにサイコロをとっていき、いいところでストップして自分で止めなければいけません。

楽しいゲームですが、7人だと若干、待ち時間、1ゲームの時間がながかったかもしれません。

なんせ、「お先に失礼しま~す」を20回ぐらいした後だから(笑)計算も、あやしくなっておりました。
もうちょっと、元気な間にやった方が、よかったかな。

ライナー・クニツィア,Reiner Knizia
Noris Spiele Gmbh
発売日 : 2005-03

トレンディ

眠くて、フラフラになった女の子が1人ねに帰り、

「もっと、考えないゲームが、いいですね」

という声も、あったので、最後は軽く「トレンディ」をしました。
トレンディは、5人までのゲームなので、わたしは、インストだけ。

「あぁ、これ、いいわ。考えへんわ!!」

イヤ、けっこう考えどころのあるゲームだと思いますけどね(笑)軽さがウケたようです。

これも、テーマとやることがとってもあったわかりやすいよいゲームです。

こうして、社員旅行の夜は更けて、翌日はいよいよ、聖地へ……、行くはず。

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まずは、いつものように(といいつつ、まとも「ボードゲーム日記」を書くの自体が、メチャクチャ久しぶりですね)前ふりです。
しばらくは、聖地までたどり着かないのですが、おつきあいくださいませ。
というか、例によって、ボードゲームを遊ぶところまですら、いかないという……。

7月19日(土)と20日(日)は、年に1度の社員旅行でした。

行った場所は、名古屋とナガシマスパーランド。
バスに乗って、行き帰りです。

1日目は、名古屋で観劇なんかをして、2日目はスパーランドで、それぞれ自由行動というスケジュールでした。なんでしょうね、社員旅行で自由行動(笑)。
まあでも、うちみたいに年齢層に幅がありまくる仕事場は、スパーランドみたいな場所では、それぞれ、世代別にわかれて自由行動にした方が、楽しめるみたいです。
最近のトレンドです。わたしが、まじめに社員旅行に行っているここ3年ぐらいは、うちは、ずっとそうですね。

名古屋、2日目、自由行動。
せっかく、名古屋までいったのだから……。

そう、名古屋といえば、ボードゲーマーのもう1つの聖地が!!

2日目に、スパーランドから抜け出して……。けっこう、スパーランドって、へんぴなところにあるんだなぁ……。もういっそ、そのまま、新幹線で帰るか??

もはや、自由行動の域をはみ出しています。

「……ということを考えているのだが、どうだろう?」

と、ねぇさんに、相談。

「えー、1人だけで行くの?」

ということで、2日目に、悪人(?)2人、名古屋で落ち合うことに。

しかし、よく考えたら、名古屋は経由しただけで、スパーランドは、全然、名古屋ではないということに、方向音痴なわたしは、気づくよしもなかったという……。

ということで、旅行の準備。
仕事場の人たちと遊べるかもしれないので、ゲームの用意に余念がないわたし。

「ニムト」に、「カルカソンヌ コンパクト」に、「操り人形」に、「ウィザード・カードゲーム」に、「そっとおやすみ」に、「ヘックメック」に、「マンマミーア」に、「お先に失礼しま~す」に、「トレンディ」に、「サンファン」に……。

「えっ、そんなに持って行くの?泊まるの1晩だけだよね!」

だって、だって、いかなる状況にも、対応できるように……。
泣く泣く、「サンファン」は、置いていくことに。

「ウィザードも、けっこう時間かかるし…」

「ほら、でも、これトランプのかわりになるから!!」

おまえは、ワザワザ、こんなけゲーム持っていっといて、トランプするんかい!!いや、関西大会2位としては、ウィザードは外せないでしょう(笑)

さて、どんな道中に?

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同級生

読んで思ったのは、ここまでおもしろくなかったのかと……。
多分、トレンディドラマの頃、今から20年近く前に読んでいると思うのですが。

でも、その頃も、

「えっ、これがあの名作『僕の唄は君の歌』をかいたのと同じ人?」

と、ビックリした記憶があるような気もするので、こんなもんなのかもしれません。

この主人公2人、まるで理解できないのですが……。
それは、もてない灰色の20代を送ったためでしょうか?

 

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伝説のかけら

えーと、実は、このあと「スクイント」とか、「デュエル」とかを遊んだと記録にありますが、記憶にないのでとばします。

「デュエル」は、あんまり受けなかったような記憶がかすかにありますが、「スクイント」は、やったおぼえすらないなぁ(笑)
だいたい、『ゆうもあ』で遊ばれるゲームとは、とても思えないのですが??
この日は、ノンビリしていたので、スタッフの研修をかねて遊んだだけかも。

ということで、おぼえているのは、「伝説のかけら」です。

『ゆうもあゲーム会・高松』では、けっこう遊ばれているゲームなのだそうですが、実は、関西圏の『ゆうもあゲーム会』では、あんまり遊ばれているのをみたことのないゲームです。
ただ、トレンディング・カードっぽいおもしろさがあって、遊んでみると、けっこう子どもにはウケがよいそうです。

ベテランスタッフと、子どもと3人でプレーしました。

不思議なプレー感のあるゲームです。

えーと、ゲームの勝利条件は2つあって、それが、矛盾しています。
1つは、手札をたくさん集めること。
1つは、手札を0枚にすること。

だれかが、このどちらかの勝利条件を満たせば、1ゲーム終了になります。
手札を集めてゲームが終了した場合は、もっている手札は、プラスの点数になります。自分の場に出しているカードは、マイナスの点数になります。

手札をなくしてゲームが終了した場合は、もっている手札は、マイナスの点数になります。自分の場に出しているカードは、プラスの点数になります。

つまり、自分が、カードを一杯集めるプレーをしてあと少しであがれるときに、誰かがカードをなくしておわったりすると、おそろしいことになります(笑)

そして、カードには、1枚1枚、かなり強烈な特殊能力があって、これが、けっこうトレンディング・カードライクなのです。

えーと、わたしは、3回目がまわってきたぐらいで、「王」というカードを出しました。
はっきり言って、このカードえげつないです。
特殊能力は、「山札を1枚だけ残して捨て札にする」というものです。そして、このゲーム、勝利条件を満たす以外にも、「山札がなくなったら、1ゲーム終了」というルールがあるんですね。

つまり、このカードを出してしまったら、次、だれかが山札を引けば、それで1ゲーム終了になってしまうという……。

いきなりです。

「あっという間に、おわるじゃないか!」

この場合、自分の場にあるカードがプラスの得点になって、手札の方がマイナスの得点になります。
わたし、手札がけっこう少なかったので、一気にゲームを終わらせにいったのですね。
しかも、この「王」のカード、場にあるだけで「5点」ですから。

で、すぐに終わると思っていたのですが、ここから、あとの2人が粘る粘る。
手札を出している限りは、山札を引かなくてもいいですからねぇ。
そして、「商人」を使ってわたしに手札を引かしたり、リバースして、わたしの順番をとばしたり。

んなていうか、「テトリス」とか、「ぷよぷよ」をしていて、こう上の方にブロックが貯まってきているのをなんとかしのいでいる感じというんですか?
そんな感じで、けっこうすぐには、ゲームが終わらなくて、耐えている感じがあって、けっこうおもしろかったです。

えぇ、わたしには、あんまり順番まわってこなかったんですけどね。というか、まわってきたときには、わたしも手札が増えていて、終わらすわけにはいかなくなっていた。

このあたりのゲームを崩しちゃうように見える派手な特殊効果なのに、上手に相殺されるようにできているところは、ものすごく計算されつくされた感じでした。

たしかに、トレンディング・カードっぽいのですが、トレンディング・カードほど、雑なつくりでないという感じですねぇ。

その分、爽快感というよりも、頭を悩ませる楽しさの方が強かった印象をうけました。

まあ、1回しかプレーしていませんので、その印象が正しいかどうかは、わかりませんが。