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MIX15

過去の話がとかあっても、それが「タッチ」の過去ではなくて、主人公田たちの親世代というのが、まあ、あだち充流の肩透かしです。
でも、そのおかげで、明青学園が、ずっと続いているんだなぁと感じさせてくれる。

やっぱりうまい。

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MIX13

えーと、「タッチ」から30年もたっているのかぁ。
それがまず、ビックリ。

まあ、30年もたっていれば、喫茶店もなくなったりしていてもおかしくはない。
そして、原田と西村父が、出会いそうで出会わない。このあたりは、あだち 充は、絶妙(笑)。ずっと、こんな調子ですもんねぇ。

まあ、だからといって、「MIX」の中で、原田がそれほど重要なキャラというわけでもないんだろうなぁと思います。

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MIX12

原田……だよな。登場。
割とメインからんでくるのか?実は、全く関係のない他人だったりして。
あだち 充、やりかねん(笑)

まあだからといって、今の世代にからんでくるとは思えないけど。「タッチ」よんでる者にとっては、楽しい。

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あだち充本

わたしは、「みゆき」からの読者で、「ナイン」とか「陽あたり良好!」にもどっていった人なんです。それより前の少女マンガも読んだけど、イマイチだなという感想です。
その頃には、もう、「タッチ」で売れっ子になってたしなぁ。

あだち 充って、あの頃、「ナイン」あたりでぽっと出てきた人だと思っていたのですが、けっこう下積み長かったんだと驚きました。
高橋 留美子に並ぶヒットメーカーというイメージしかないです。
そして、「タッチ」のせいで「みゆき」が終わったときには、悲しかったです。「みゆき」の盛り上がりのずらしていくやりかたって、あの頃のワンパターンの少年マンガではなかったもので、ものすごくおもしろかったです。

そして、マンガのかき方も、独特ですねぇ。編集との雑談から、つくっていく。もちろん、少年マンガってけっこう打ち合わせが重要みたいで、どのマンガでもそうなんだけれども、その編集さんとの雑談への比重がえらい高い。
それが、長年続いてきた秘訣なのかもしれないと、ちょっと思った。自分でかきたい「なにもかも」があるわけではなくて、お題を出してもらって、それに肉づけてしていく。
「なにもかも」系の作者って、それが尽きたら終わりだと思うのですが……。

この手の本としては、ほんとうに作者へのインタビューがメインで純度が高いです。おもしろかった。

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MIX11

上杉 達也登場。
なんか、めっちゃ小さいけどね。

世代を超えて。これも、「タッチ」なのかもしれない。