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ななめの音楽2

家に帰ったら、兄も、この作品に衝撃を受けていたようでした。
まあ、「川原 由美子は、どこに行く~」と思いますよねぇ、これ。
しかも、壊れているんではなくて、ものすごく良くできているし。

特に、最後の方の展開は凄いです。
難しいお話なので、解釈の仕方は間違っているかもしれませんが。もしかすると、怖い話なのかな?
ものすごくお互いを大切に思っていても、理解し合うことは不可能に近いというお話ですよねぇ。
微妙にずれているようで、つながっていると思っていた会話が、実は、まったく伝わっていなかったという。

でも、寄り添って生きるということは、理解しあうということともまた違うのかも。
認めあうというのが近い?

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ななめの音楽1

「観用少女」の次の作品になるのかな。川原 由美子の新作です。
そして、未だかつてわたしの見たことのない川原 由美子作品で、ビックリしました。

たしか、SFっぽい作品もあった気はするけど、こんな作品をかく(かける)とは、思ってなかったです。
とっぴもない設定があっても、わりと現実の人、日常的な描写が中心の人だと思っていましたが、ものすごく幻想的な不思議なお話です。
しかも、そこにハードな異世界の航空史みたいなのが入ってきています。

バックには、現実のきびしさみたいなものも見え隠れしていますが、そのあたりも、今まで、あんまり扱わなかったところです。

これは、期待大です。

……えっ、リメイクですか?まったく知らんかった。
……えっ、2巻で完結?

では、来年も、素敵な本と素敵なゲームに出会えますように。

よいお年を。

紫堂恭子,読書ソノラマコミックス,朝日新聞社,王子の優雅な生活(仮),眠れぬ夜の奇妙な話コミックス,紫堂 恭子

王子の優雅な生活(仮)2

森の王子は、仲間を増やす。そりゃもう、すごい勢いで(笑)

でも、友だちにはしたくないと思う、わたしであった。

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王子の優雅な生活(仮)1

けっっこう、したたかな王子さまのお話です。

思ったより、コメディでないのは、この人の持ち味ということで。